どうもこんにちは。
色んなカー用品を使い込んだ「今」の感想をお届けするシリーズ第三回です。
- 収納・インテリア用品編
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今回はエクステリアに用いる商品ということで、特に耐久性が気になるところです。当然そのあたりのことはきちんと触れたいと思いますが、環境によって異なる部分もあるかと思いますので参考程度に考えてくださいませ。
それではスタートです。
Prostaff レインモンスター ストロング
まずはキイロビンと合わせて施工したこちらの記事をご覧ください。
CX-3 ユルすぎ素人お手入れ術 その3 – ボクにもできた! はじめてのキイロビン&レインモンスター – SIDE_FLIP blog (flip365.net)
この記事のあと、年末に再施工しました。記事が7月でしたからおおよそ5ヶ月後となります。今回もキイロビンと合わせて施工しましたが、やはり施工直後の撥水力は素晴らしいものがあります。
……ん?
レインモンスターストロングは持続期間目安が12ヶ月となっていましたが、そのあたりはどうなのでしょうか?
このグッズの今
使い込んだ今の評価 : 高耐久・高撥水性能! 雨粒ぶっ飛び性能は高速道路なら長期間実感できる!(オススメ度 70%)
- この5ヶ月後の再施工の段階で、撥水効果は十分残っていました(年末の洗車に合わせて再施工しただけで、実際はまだ大丈夫な感じでした)
- ただし、施工直後の「モンスター」的な撥水力はそれほど長持ちしません
- 施工直後は40~50㎞程度の速度でも雨粒が風圧で流れます(街中で走ったり止まったりなので実際ノーワイパーで走れるかというとそれは別問題)
- 施工から2~3週間も経過するとノーワイパーという意味で実用的だと言えるのは70~80㎞以上での走行時(要は高速道路ですねw)
元々ワタシは青空駐車な環境ですので、カタログ通りの耐久性は期待していませんでした。そして求めていたのはノーワイパー的な「雨粒ぶっ飛び!」ではなく、汚れ防止のための水はじき性能でした。
確かに施工直後の強烈な撥水効果は長くは保ちませんが、5ヶ月経過時点でも高速道路走行中はそれなりにキレイに雨粒が飛んでくれていましたし、汚れ防止という意味での撥水性能は充分に維持できていたことを考えると、とても高く評価できます。7月の施工から再施工まで、青空駐車で酷暑から冬に至るまでくぐり抜けて通常の撥水性能を維持しているのですからなかなかのものだと思います。
ただし、雨粒ぶっ飛び効果を主目的にするのなら4ヶ月耐久で少し安い「レインモンスター スプラッシュ」にしておいて、短いスパンで再施工する方が良いかもしれません。元記事でも書きましたが、施工のしやすさもバツグンですので、それほど大変ではないと思います。
と言うわけで、個人的にはとても満足している商品なのですが、カタログ通りか? と言われると微妙な点もありますのでオススメ度は一応70%ということで。
ソウルレッドドアガード
「ソウルレッドドアガード」なる商品は売っていません。
ワタシが自分で透明のドアガードにソウルレッドの塗装を施した逸品でございます。詳しくは以下の記事をご覧ください。
あらためて、この逸品の材料をご案内しておきましょう。
要は、透明(軟質アクリル樹脂製)のドアガードにソウルレッドを塗ってその上からクリア層を重ねてやるということです。当然ながら、ホルツの補修ペンは塗装面の補修のためのもので、やわらかい樹脂製パーツを塗るためのものではありませんし、ドアガードの方も塗装されることは想定外でしょう。
エクステリアのカスタムなんてしたことがないワタシにプチカスタム気分を味わわせてくれたこのグッズですが、その後ちゃんと使えているのでしょうか? 施工後半年を経過した「今」を見てみましょう!
このグッズの今
使い込んだ今の評価 : 施工半年でわずかな劣化。1年に1回程度の交換が目安? 「自作」の満足度を考えれば超オススメながら、必須かと言われるとそうでもない(オススメ度 50%)
ちょっと昨日のパラパラ雨で汚れていますが……。
ご覧の通り、基本的には全く問題ありません。普段使いの中では乗降する時が最も近づいてみる場面になると思いますが、劣化が気になったこともありません。
ええ、なかったのですが。
今回接写してみると……。
小さなヒビが入っていました。普段全く気付かない程度なので当面は大丈夫そうですが、半年でコレですからまあ1年くらいが交換の目安かな? と思っています。
ちなみにこの劣化ですが、助手席側だけでした。ワタシの自宅駐車場にクルマを駐めると、運転席側は建物があるので直射日光が当たらないのですが、助手席側は東向きで開けているため午前中の直射日光が一年を通して当たってしまう場所なのですね。恐らくその関係で助手席側の劣化が早いのかなと思っています。もちろんこれはホルツの塗料の品質の問題ではなく、ドアガードの素材であるアクリル樹脂の熱膨張率の高さによるものだと思われます。
また、この半年の間、洗車機、手洗い洗車、高圧洗浄、プチ洗車など、月数回のペースでソウルレッドを洗いまくってきましたが、その際にこのドアガード部分を意識して弱く洗ったりしたことはありません。業者さんに手洗い洗車していただくときも同様です。そう考えるとなおさら素晴らしい耐久性だと思います。(コストも安いしねぇw)
そんなわけで、この商品(作品?)は自分で作ったという満足感と想像以上の違和感のなさから個人的には最上級の親しみを覚えています……が、そもそもドアガードが必要かというところから始まり、必須レベルでオススメするものではないかと思いますので、オススメ度は50%。でも、透明のドアガードだとソウルレッドと合わせると結構強い違和感がありますので、ドアガードをつけるならソウルレッド塗装……オススメです!
KURE(呉工業) LOOX Black & Bright(ブラック&ブライト)
樹脂コーティングの商品です。下部がぐるりと樹脂で覆われているCX-3ですから意外と重要。ソウルレッドを引き立たせるためにも深みのある黒ツヤが欲しいところです。
まずは、施工当時の記事をご覧ください。
とにかく、施工直後の効果は絶大。ほぼ新品状態のクルマでさえここまで見栄えが変わるか!? と感動した仕上がりでした。付属の施工用スポンジもとても使いやすいのですが、小さなスポンジで細部に至るまでセコセコ塗っていきますので手間はそれなりにかかる印象です。それだけに耐久性に期待したいところでしたが、施工から8ヶ月を経過した今……どうでしょうか?
このグッズの今
使い込んだ今の評価 : 効果は絶大、耐久性も及第点。量の少なさは問題ながら、毎回2セット使うつもりでもコスパ良し!(オススメ度 80%)
現在の状況を写真でご確認ください。
さすがに施工直後に比べると効果は落ちてきたように感じますが、いまだ十分な効果を発揮していることがわかります。元記事でも使った画像ですが、施工前の写真を載せますので見比べてください。
納車から約ひと月後ですので、劣化は全くない状態です。それでも上の写真と比べるとツヤ感が全く異なることがおわかりいただけると思います。特にナンバープレートの樹脂部分への反射を見てください。施工前ではほぼ全くナンバープレートの映り込みが確認できないのに対して、現在の写真ではヘタすれば数字が確認できるレベルで映り込んでいますよね?(二枚目の写真は角度的にナンバープレートは映りません)
カタログ上「最長1年耐久」となっています。それを踏まえると施工から8ヶ月の今、まだまだ効果が続いているのは当然のようにも思えます。しかし、前の商品の時にも書いたように、炎天下だろうが雨だろうが雪だろうがお構いなしの青空駐車で、しかも狂ったように洗車しまくりというコーティングにとっては劣悪な環境ですw
正直なところ、半年保ったら大絶賛程度に思っていたのですが、良い意味で裏切られました。そろそろ再施工しても良いかなと個人的には思っていますが、あまり神経質にならなければ1年ごとの施工で大丈夫そうかな?
また、施工品質的にも、見た目のツヤ感が素晴らしいのはもちろん撥水効果も高く、元々ざらついていて水あとなどが残りやすい樹脂面の普段のお手入れも格段に楽だなぁというのが、半年以上経過した今の実感です。
問題点は元記事でも触れた、量の少なさです。
次の施工からははじめからそこを意識して臨みますので1セットでいけるかもしれませんが、それでも予備にもうひとつ買っておかないと不安な感じです。そう考えるとはじめから2セット使うつもりで準備しておく方が精神衛生的にも良さそうですw(一般的なレビューを見ても1セットで充分足りているという方も多いようです。あくまでも個人的な印象ということでご容赦ください)
で、2セット買っても2千数百円程度なんですよね。それでこの効果が一年近く続くなら充分すぎるコスパだと思います。
というわけで、量の問題以外、商品品質は文句なし! そして耐久性も素晴らしいので量は少なくてもコスパは悪くありませんのでオススメ度は80%です。ちなみに、未塗装樹脂部分のコーティングはしていない人も多いと思いますが、した方が良いです。早めに。それに関してはこの商品を使うかはさて置き、オススメ度100%です。
あといくつか、サイト未紹介の商品についても簡単にレビューしてみたいと思います。
KURE(呉工業)STONER ガラスクリーナー&撥水コート クリーン&リペル
撥水性能があるガラスクリーナーです。呉工業から発売されていますが、輸入品です。アメリカで有数のカーケミカルメーカーであるSTONER社の商品です。
このSTONERシリーズ、いくつかの種類があるのですが、ワタシはこのクリーナー&撥水コートタイプを選びました。用途はフロントガラス以外の窓ガラス外側のお手入れ用です。
手軽なスプレータイプで、しかもクリーナー兼用ですから、撥水性能には過度の期待はしていませんでした。ですからフロントガラスは上述のレインモンスター(納車直後はKeePerのコーティングも使いました)を使うことにして、残りのサイドとリア、しかもその外側専用で現在使っています。
この商品は納車直後に買いましたので、もう10ヶ月ほどになるわけですが、おおよそ予想通りで特に文句はなく、その代わりに過度に賞賛すべき点もなく、堅実に使えている感じです。
おそらくみなさん気になるのは撥水性能だと思いますが、それほど高くはありません。一般道では一応水は弾いているものの風で流れるというほどでもありませんが、高速道路を走ると水滴をキレイに飛ばしてくれるので悪くありません。
だいたい月に1~2回程度はしっかり拭いている感じですが、そうすると汚れもスムーズに取れますし、防汚的な意味合いでは継続して必要十分な撥水コーティングができているように思います。
使い込んだ今の評価 : アメリカンなおおらかイメージとは裏腹に、とにかく堅実に使えます。撥水性能はクリーナー的意味合いの防汚目的と考えれば充分。雨粒を吹き飛ばしたければ専用の商品を(オススメ度 60%)
オススメ度は60%と高くはありませんが、それは「この商品じゃなきゃ!」ポイントが低いだけの話です。良い意味でとても無難に使えますし、1000円少々の商品でコンスタントに使って(このままいくと)1年はもちそうなのでコスパも充分です。
AQ オートバックス クオリティ タイヤワックス
AQ(オートバックスクオリティ)のタイヤワックスです。こういう商品を見ると「安かろう○○かろう」かと思ってしまいがちですが、タイヤが新しいうちに使う分には良いんじゃないでしょうか?
黒くするというより、つやを出して黒く見せるという方向性の商品で、それなりに黒々としてくれます。
ただし効果はそれほど強くはなく、ワタシのCX-3でも走行1万㎞を越えて、多少タイヤの側面に茶色っぽい色が浮かぶようになってきましたが、そういうのを完全には消してくれません。もっとマメにすれば良いのかもしれませんが、ワタシの洗車ペースでダメなら、現実問題ちょっと厳しいでしょうw
また、水性でタイヤに優しいとはなっていますが、その分耐久性も今ひとつであるような気がします。気がしますと書いているのは、ワタシがこの手の商品を他に使ったことがないからなんですね。そのあたり、いずれ別の商品を使ってみて比較してみたいと思います。
使い込んだ今の評価 : 一応キレイにはなりますが、効果・持続力は控えめ。値段は安いのであまりこだわらず、手軽にキレイにしたいという人ならオススメ(オススメ度 45%)
決して悪い商品だと言うつもりはないのです。ただ……なんか物足りないのですw。ゴメンよオートバックス。マイクロファイバークロスいっぱい買ってるから許してちょうだい。
Surluster(シュアラスター) ウォッシャー液 ゼロウォッシャー
これはKeePerのガラスコーティングについての記事で紹介した商品です。
以下の記事の「KeePer窓ガラスコーティング - 相性の良いウォッシャー液は?」の項をご覧ください。
純水タイプというのが最大のポイントのこの商品ですが、納車直後から使い続けた今の感想を……。
このグッズの今
使い込んだ今の評価 : 個人的に必須級。普段から愛車を大切にしている人ならコレ一択(オススメ度 90%)
この商品は洗浄力もそこそこだと思いますし、撥水性能なんてありません。でも純水仕様で、かつ界面活性剤成分などが入っていないため、跡残りしにくく、晴れた状態でも塗装面への悪影響など考えずに使うことが可能です。
この一年近く使っていてやっぱり思ったんですけど、ウォッシャー液ってむしろ雨が降っていない状況で使いたくなることが多くないですか?
ウインドの撥水などを撥水ウォッシャー液に頼っている人や、油膜取りなんかをウォッシャー液に任せている人なんかは別だと思うのですが、それなりにきちんと洗車して、フロントガラスのコーティングをしている人なら、雨の状態でウォッシャー液を使う必要性があまりないように思います。雨水をワイプするだけで普通にキレイになりますしねぇ。
で、撥水系や油膜取り系のウォッシャー液って裏面に小さく「炎天下では使わないでね」と書いているものが多いです。理由が書かれている商品もあって「塗装面に悪影響が出るかもしれないから」となっています。素人目にも、撥水成分だとか油膜取り成分だとかがボディに飛び散って太陽でギラギラに照らされたら良くねぇだろうなって思いますもんw
で、この商品には当然そういう注意書きがありません。実際に晴れた状態で使っても、ワイパー可動部では全く跡残りせず、多少ボディなどに飛び散っても変にこびりつくような汚れにはなりません。(元々ボディに乗っていたホコリなどのせいで跡が残ることは当然あります)
というわけで、普段から愛車を大切にしている人にほどオススメできるのがこの商品です。個人的にも他に代わりが効くものが見当たらないのでオススメ度100%……と言いたいところなのですが、CX-3以前のワタシがそうだったように、フロントガラスのお手入れを完全にウォッシャー液任せにする人もいることをかんがみて、90%にしておきます。
最後に
三回にわたってお届けして参りました「あのグッズは今」
いかがでしたか?
第二回でも書きましたが、もっとたくさん、細かくグッズ紹介をしていたつもりだったのに意外と紹介していなかったものが多く、初紹介なのに「あのグッズ」とかいってるよくわからない企画になってしまいました。でも、紹介したものはどれも最低でも半年近く以上使っているものですので、ある程度使い込んだ上での感想をお伝えするという目的はなんとか果たせたようなそうでもないような。
一応この企画はここまでとなりますが、今もLOVE CX-3なあまり日々Amazonで検索したり、仕事中にオートバックスに立ち寄ったりしている今日この頃ですから、良い商品があったらこれからも随時紹介してゆきたいと思います。
あともうひとつ。
今回の企画だけに限らず、商品のアフィリエイトリンクから購入してくださっている方が予想以上にいらっしゃいます。もちろん弱小サイトですから、儲かるとか儲からないとか以前の話ですよ?(今までの収入、1000円にもならないんじゃないかなwww)
でも、自分が紹介したズバリその商品を買って下さっているんですよね。それってサイト運営のモチベーションも上がるし、ありがたいことなのですけど、それ以上に責任重大だなって思います。
乏しい知識に基づくつたない文章ではありますが、グッズについてもCX-3そのものについても自分なりに真摯にリサーチしながら率直なレビューをしていけたらなと思います。いつか、ワタシの記事を読んでCX-3を買うことにしたっていう人が現れるその日までガンバリマス!
(CX-3そのものについてのレビューは、公平というにはちょっと愛があふれすぎているかもしれませんが)
それではまた。
2 thoughts on “あのグッズたちは今 - エクステリアお手入れ・洗車用品編 ”