KeePer LABOでのボディ&窓ガラス撥水コーティングから3ヶ月経過記念レビュー

どうもこんにちは。

納車からそろそろ丸3ヶ月となるマイCX-3ですが、3ヶ月というと納車日にKeePer LABOさんでボディーコーティングと共にフロントガラスに施工していただいた「窓ガラス撥水コーティング」の再施工目安です。

折しも梅雨シーズンでしたので最近もこの撥水コートは活躍してくれていますが、特にワイパー可動域両端あたりが多少弾かなくなってきたかな? という感じ。通常ならまだしばらくはこのままで困らない感じなのですが、色々試してみたいお年頃。せっかく再施工目安を迎えたので、一度自分で施工してみようと目論んでおります。

そこで、KeePerさんへの日頃の感謝の気持ちを込めて、KeePer LABOでの施工から3カ月経過した今の、窓ガラスコーティングのレビューを書かせていただきましょう。

KeePer LABOとKeePer PRO SHOP

KeePerさんと言えば、言わずと知れた、カーコーティングを中心としたカーケア・洗車の総合ショップです。小規模なこだわりのお店も多いジャンルですが、大手ならではのリーズナブルさと情報の多さからワタシのようなクルマに詳しくない人にはありがたいお店です。

KeePerさんの運営形態はガソリンスタンドなどに併設されている「KeePer PRO SHOP」(以下、プロショップ)と直営でKeePer専業の「KeePer LABO」(以下、ラボ)に分かれています。

プロショップはあちこちのサービスステーションに併設されていますから、使い勝手は良いですよね。給油のついでにという使い方もできますし、特に洗車や窓ガラスコーティングなど、短いスパンでお世話になる場合は助かるでしょう。

ただ、洗車だけならともかく、高価かつ長いスパンでの施工となるカーコーティングの場合、やはり専業のラボの方が安心できそうだ感じるのが人情というものでしょう。

そう感じてしまう原因はなんでしょうか?

  • スタッフの技術的レベルは?
  • コーティングに適した環境の有無は?
  • 片手間でされるんじゃないか?

大まかに言うとこういう不安があることに原因があるのでしょう。もちろんプロショップとして開業するためには、KeePerの定める基準をクリアする必要がありますし、スタッフの技術についても資格制度や各種研修制度があり、品質を保つための形は整っているようです。

ただ、各プロショップは独立した会社であり、KeePerサービスの提供というのもSS経営の一部門に過ぎません。だから、どれだけ力を入れるかというのは結局のところそれぞれのショップ次第だと思うのです。

ならば、やはりラボ一択か? と言いたいところですが、この両者には圧倒的な店舗数の差があります。例えば大阪府の場合だと、直営のラボは5店舗だけですが、プロショップは300店舗近くあります。さすがに大阪「府」全体で5店舗だけだと、場所的に不便過ぎる……という方も多いでしょう。

そんなときはプロショップの公式サイトの店舗検索をしっかり見ることをオススメします。

この画像は公式サイト内の、大阪府箕面市に絞った店舗一覧ですが、ご覧いただければおわかりの通り、有資格者の人数、最上級のEXキーパーの施工が可能かどうか、施工車の写真数など、店舗ごとの態勢が確認できます。コーティングブースの有無が確認できるのも良いですよね。

特にカーコーティングは、屋根があるのは当然としても、吹きっさらしの場所での施工はご勘弁いただきたいところ。実際どのくらい悪影響があるのかはわかりませんが、長時間の施工の中何が飛んでくるかわからない環境というのはちょっとねぇ。ちゃんと外部と遮断できる扉・シャッターがついているブースがあるかは確認しておきたいですね。

また、有資格者と言ってもスタンドの店員さんであることがほとんどでしょうし、実際コーティングとか任せて大丈夫なのかなとの不安は残りますが、この際、ブースのことや施工実績などきちんと質問して、そのあたりのことも判断してみてはいかがでしょうか。こういう質問にきちんと答えてくれないようなら、高価なコーティングを任せるに値しないとわかるでしょうし。

あと、施工車の写真数ですが、こちらも実績の多さとそれをアピールしようという前向きさも測ることが出来ますから、結構参考になりますね。

まあ、そんなことを言いつつ、ワタシがお世話になっているのは専業のラボなんですけど……。

ワタシがお世話になっている店舗

というわけで、CX-3が納車されたその日からお世話になっているのがコチラのお店です。ちなみにそれ以前は、たまに洗車機に突っ込むくらいでしたのでお世話になったことはありませんでした。えへへ。

KeePer LABO 箕面店

KeePer LABO 箕面店

この箕面店は直営のKeePer LABOです。

写真でわかるとおり、コーティングブースはきちんと外部と遮断されています。ワタシのCX-3がある外のスペースは洗車とかのスペースですね。また、CX-3の右側奥には待合スペースもありますので、洗車待ちもバッチリ……なのですが、実はこのお店、北隣がオートバックスなんですねw

徒歩一分なので、いつも洗車待ちにはオートバックスに行って、衝動買いしてKeePerに戻ってくるという浪費コースです。

ちなみに、お店の対応はとても素晴らしく、細かい質問にもきちんと答えてくださいます。施工も今までボディーコーティング、窓ガラスコーティング、洗車を利用していますが、とても丁寧で、不満を持ったことはまったくありません。

KeePer LABO 純水手洗い洗車

今回洗車する時に、自分で洗車する時の参考にと思って、承諾をいただいた上でじろじろ眺めつつ写真を撮らせていただいたのですが……確かに参考にはなりますが、あの丁寧さはさすがプロと言う他ありません。やはりワタシのような素人は、プチ洗車以外はプロに任せるのが一番のようです。

ご覧の通り、文句なしの丁寧さです。さらに場内を移動させることもあるため、運転席やハンドルなどには汚れ防止のカバーが掛けられています。お聞きしたところ、土足禁止のクルマにも対応しているということですよ! やっぱり洗車・コーティングの専門店だけのことはありますね。

ちなみに、ラボの手洗い洗車は純水(水あとやシミができにくい)での洗車がデフォルトですが、もしかするとプロショップの方は必ずしも純水ではないかも知れません。ラボの方のメニューには「純水手洗い洗車」となっていますが、プロショップのメニューは「手洗い洗車」としか書かれていないからです。

ただし、私が確認したところ、個別のプロショップでは純水洗車をうたっているところもありますので、恐らく純水ではないお店もあるということなのかもしれませんね。こだわる方はきちんと確認した方が良さそうです。

では、そろそろ本題。窓ガラスコーティングの施工から3カ月経過した現時点でのレビューです。

KeePer窓ガラスコーティング - 撥水性能

撥水性の高さはそこそこ。ただし「そこそこ」と言ってもそれは「40㎞以上でノーワイパー!」みたいなうたい文句で売っている商品に比べてという意味です。もちろん施工直後からしばらくは40㎞~50㎞くらいのスピードでもどんどん水滴が飛んでゆきますが、結構早い段階でそういう「水滴が飛んでゆく」系の極端な撥水性能はなくなります。

それでも、撥水性能が無くなっているわけではありません。きちんと雨を弾きつつ、適度に水滴は流れ落ちます。ワイパーの稼働頻度を下げつつ良好な視界を安定的に維持してくれている感じですね。

余談ですが、ワタシは元々「ノーワイパー」的なものはそれほど求めていませんでした。ワイパーが動くペースを適度に抑えてくれる程度に水滴が流れてくれれば良いと思っておりまして、むしろ撥水任せでのノーワイパーは、水の動きが目に入りすぎてかえって運転の妨げになる(目が回る感じ?)ように感じてしまいます。このあたりは個人差なのでしょうね。

KeePer窓ガラスコーティング - 防汚性能

もうひとつ、ワタシが求めていたのが、汚れが付着しにくくなる機能でした。青空駐車かつ自宅駐車場での水道使用不可な状態ですから、かなり重要、というか走行中に水滴が飛ぶとかどうでもいいくらいこっちの方が重要。

この点、素人目視レベルでは完璧です。ガラスに載ったホコリ類を流す程度の純水で濡らして、軽くクロスで拭くだけでガラスは常にピカピカです。雨上がり、乾く前ならそのまま拭くだけです。油膜汚れなども(降雨時や夜間のギラつきから判断するに)まったく残りません。雨が降った時、雨粒をキレイに弾き続けているのもその証拠ですね。

KeePer窓ガラスコーティング - 耐久性能

はじめに書いたとおり、現在3カ月経過しております。極端な雨飛ばしを求めないなら、撥水性、防汚性共に今もまったく困らないレベルです。

これもはじめに書きましたが、水滴の出来具合から判断するに、ワイパー可動域両端あたりが撥水しなくなっているくらいで、まだ当面はこのままいけそうです。実際、つい最近の豪雨でも視界はきっちり保ってくれていました。(雨が酷すぎて視界自体は悪いですが、ガラスを通すことでより見にくくはなっていないということです)

青空駐車でコレですから、屋根のある環境なら半年くらいイケるんじゃないかなと思ったりいたしますね。店頭では再施工の目安は3カ月くらいと伺っていました。これも誇大広告的なところがなく、信頼できますね。

KeePer窓ガラスコーティング - 相性の良いウォッシャー液は?

あと、参考までに、ウォッシャー液ですが、ワタシは純水タイプのコレにしています。


シュアラスター ウォッシャー液 ゼロウォッシャー[超純水クリアータイプ]

シュアラスター ウォッシャー液 ゼロウォッシャー[超純水クリアータイプ]


売値は600円台からですね。あくまでも純水タイプであって、ただの純水ではありません。冬、凍っちゃいますからねw 洗浄成分も入っていますが、これも跡残りしにくい成分のものを使っているようです。

おそらく、その分汚れ落とし性能は低いものと思われますが、コーティングの防汚性能が高いのでまったく困りません。また、晴れの日に使用してもほぼまったく液跡が残らないです。コーティングに影響がないと明記されているのも安心ですね。

撥水効果があるウォッシャー液も人気ですが、コーティングとの相性ってどうなんでしょうね? ちなみにKeePerの窓ガラスコーティングはフッ素系ですが、多くの撥水ウォッシャー液は、シリコン入りのようです。コーティングとの併用可と書かれているものもありますが、フッ素系コーティングとの併用も問題ないのかな? 疑問が残るところです。

どちらにしても、KeePer窓ガラスコーティングの場合、ノーワイパーにこだわったものではありませんので、ウォッシャー液に撥水タイプを選ぶ必要は低いと思います。そんなに撥水性にこだわるならコーティング自体をそういうタイプ(シリコン系の方が撥水性能は高いらしいです)を選べば良いのではないでしょうか?

あと、通常の洗剤入りや撥水タイプのウォッシャー液の場合、商品によりますが、乾燥した時に跡が残りやすいようです。炎天下では使わないでと注意書きされているものも多いです。雨の日に使う分には良いのですが、晴れの日のちょっとした汚れ落としには使えないので、ウォッシャー液はそのあたりも考えて選んだ方が良いですね。

おまけ - KeePer LABOのボディコーティングの現状

今回はKeePerさんの洗車や窓ガラスコーティングについて取り上げましたが、主力商品はボディのガラスコーティングですよね。コースは色々あってお値段も幅も広いですね。

KeePer 公式より転載(情報は2023年7月現在)
KeePer 公式より転載(情報は2023年7月現在)

ワタシはCX-3を買うまでコーティングなんてしたことがありません。しようと思ったことすらありません。もしかすると、ソウルレッドじゃなければ今回もしていなかったかもしれません。

そんな感じですから、納車日に施工していただいたのは、一番お手頃な「クリスタルキーパー」です。1年に1回の施工とのこと。(ちなみにお値段が高めなものは持続期間も長かったりしますので、年あたりの単価で見るとそれほど極端に高いわけではありません)

年間2万円くらいなら試しにやってみてもいいか、というくらいの気持ちで施工していただいたのですが、結果を申しますと絶対必須。

やはり外と遮断されたブースで施工していただくと安心ですね。出来映えについては……正直に言っておきましょうか……。

実は……文句なく美しい仕上がりだけど、施工前からどう変わったかと言われると、よくワカリマセン! だって、納車されてすぐに直行したものですので、元々美しかったのよ。

じゃあ、なんで必須なんて言えるんだ? ということですが、やっぱり汚れにくさです。

一応その後、上で紹介した純水洗車もしていただいていますけど、少し汚れる度に出していられません。特にワタシの場合、納車が4月下旬でしたから、ちょうど黄砂の真っ盛り、そして梅雨入りというタイミング。洗車をしても次の日にはうっすらとホコリなどがボンネットに乗ってしまう感じですので、洗車と洗車の間に簡単にメンテナンスできるということが大切なのです。

KeePerさんでは元々、コーティングをしたあとは水洗いだけでも大丈夫ですよと言われていましたが、これも看板に偽りなしでした。細かいところは以下の記事をご覧いただくとして、この記事にあるとおり、ダイソーの加圧式ポンプと2Lペットボトルの精製水(純水)を使ってプチ洗車をしていますが、ホントに汚れがするっと落ちるんですね。目に見える汚れが加圧式ポンプの頼りない水流でもすっきり落ちてくれますので、そのあとクロスで拭き上げても傷つきませんし、ピッカピカになります。

ちなみに雨上がり、クルマが乾く前に拭いてやっても同じようにピッカピカです。水道水はミネラルなどが豊富なので乾くとしっかり跡が付いてしまいますが、雨水というのはそういう不純物が意外に少ないようで、あまり神経質に拭き上げなくても跡も残らずキレイになってくれます。

まあ、ボディコーティングについての評価は半年~1年あたりで(覚えてたら)また書こうと思います。とにかく現状は美しさも汚れにくさも大満足ということでございます。

さいごに

結局のところ、ワタシのニーズは、「楽にキレイさを維持する」というところに重点があるように思います。そんなワタシにはKeePer窓ガラスコーティングとクリスタルキーパーは大当たりだと言えます。でも、強力な撥水力やより美しいツヤ感などを求めるなら、窓ガラスは別種類のコーティングの方が良いかもしれませんし、ボディの方はもっと高いコースの方が良いのかもしれませんね。

というわけで、KeePerの窓ガラスコーティングの素晴らしさをきっちり紹介したことですし、いったん浮気して自分でのフロントガラス撥水施工に挑戦してみたいと思います。結果は別の記事で……。

ではまた。

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