みなさまこんにちは。
相変わらずCX-3を眺めてはニヤニヤする日々が続いております。
そんなワタシの愛車はソウルレッド……そう「魂の赤」です。ディーラーさんではじめて意識してこの色を見て一瞬で魅了され、購入に至りました。生命の躍動感をコンセプトとする鼓動デザインを、より質感高く際立たせるべく開発されたカラーです。
CX-3が発売された当初は「ソウルレッドプレミアムメタリック」でしたが、2017年にはそれをさらに深化させつつ鮮やかさも増した「ソウルレッドクリスタルメタリック」に進化して現在に至ります。
色の解説は今回はさて置いて……お手入れです。
ワタシのソウルレッドのCX-3が納車されたのは、ちょうど黄砂がスゲぇと盛んに言われていた頃でした。マンション住まいで青空駐車場という環境のワタシは納車翌日からボディのお手入れに頭を悩ますこととなりました。
ソウルレッド……に限らず、赤色というのは汚れがよく目立つ、と言われますが、実際その通りでした。
確かにボディにうっすらと乗った花粉や黄砂、雨後の水の跡などは比較的目立ちやすいように感じます。しかしそれだけではなく、自分の車、しかもソウルレッドが強烈に美しすぎるゆえに、多少の汚れでも必要以上に気になってしまうわけです。
惚れてしまったこのデザインとカラー。やはり綺麗に保ちたいもの。
じゃあ、せいぜいがんばって毎日のように洗車すりゃイイじゃんと言われそうですが、あまり自分らしくない張り切り方をしてもダメな気がしました。実際、今までのクルマはあまり洗車もしませんでした。それ程汚れも目立ちませんでしたし、常にクルマをピカピカにしておきたいというタイプでもありませんでしたので、たまーに洗車機を通すくらいのものでした。だからあんまり張り切りすぎて「毎週手洗い洗車をお願いしよう!」とかやっちゃうと、いずれ続かなくなっちゃうと思ったのです。
じゃあ自分で洗おうかと思っても、それなりにとは言っても結局汚れを落とすなら「水」が必要になるところ、ワタシはマンション住まいなので駐車場で自由に水道を使えないのですね。(水蒔き用の水道はありますが、たぶん洗車とかで使ってたらクレームはいりますよね。今どきは)
まあそんな感じで色々悩んだあげく、今のところ以下のやり方でそれ程面倒でもなく、綺麗さを保つことができていますので、ワタシのようにゆるーく愛車を綺麗に保ちたいという方の参考になればと思います。(洗車に命をかけている人にはバカにされるようなユルさですが)
大前提 – コーティングは必要か?
はい。必須です。
より美しくする、塗装を保護するという目的のために、ワックスがけに変わって主流になっているのがガラスコーティング(窓ガラスのコーティングじゃないよ)ですが、結構高い。美しさで言えばソウルレッドならそのままでも充分美しいし、どうしたものかと納車前から悩んでいましたが、結局納車日にKeePerLABO箕面店さんに持ち込んで、施工していただきました。(マツダ純正のコーティングもありましたが、注文段階ではコーティングの必要性なんて考えてなかったのでお願いしていませんでした)
KeePer直営店で、コーティング専用のブースも完備されているため、安心ですね。ワタシはコーティングとかやったことがありませんでしたので、納車前に一度ふらっと立ち寄って色々質問したのですが対応もとても丁寧で信頼できそうだと感じました。KeePerさんについての詳細はまた別記事で触れることにいたしまして、とりあえず納車日に施工していただいたのは、年1回施工のクリスタルキーパーです。
もうね、ピッカピカのテッカテカですよ。こだわる人にとってはさらに上位グレードの施工がオススメなのかも知れませんが、ワタシなどはこれで充分すぎる仕上がりです。
で、今回の主題は仕上がりの綺麗さではなく、マンション族の洗車難民が日々のお手入れをするのにコーティングが必須であるかということですが、結論は冒頭に書いたとおり「必須」であります。
なぜか?
第一には、コーティングをしておくことで、汚れが簡単に落ちるようになるからです。
具体的に言いますと、ヒドイ汚れでなければ水洗いだけで大丈夫そう。そんな感じですから、多少の汚れは雨で落ちてしまいます。ワタシのような青空駐車場という環境だとこれは助かります。雨を必要以上に怖がらなくて良くなりますので。コーティングをしているだけでそれなりの綺麗さはとても保ちやすくなるということが挙げられます。
でも、そう都合良く雨が降るわけでもありませんし、雨で汚れが落ちても雨自体で付いてしまう汚れ(雨じみ)もあるわけで、これですべて解決ではありません。ソウルレッドの美しさを保つためにはやはり洗車が必要で、今のところは2~3週間に一度くらいはちゃんと洗車しないとね、と思っていますが、その間の汚れすら気になってしまうのが美しきソウルレッドの罪作りなところです。ってか、洗車翌日に盛大に黄砂が降ってくることもあるわけですしねw
そこでコーティングが必須である次の理由です。
少量の水でも簡単に汚れが落とせる。
これです。
もちろん汚れがこびりつく前に……というのが大前提にはなりますが、適度にちゃんとした洗車をしていれば大丈夫でしょう。で、その「少量の水」というのが、自宅で水道を自由に使えないマンション族にとってはポイントです。
少量の水でプチ洗車
というわけで、日々気になった汚れを水道を使えない環境でどのように洗っているのかを紹介いたします。
まずやっぱり必要なのが「水」です。いくらずぼらで無知なワタシでも、黄砂が乗ったボディーをそのままクロスで拭いたりいたしません。あと、調べてみると水道水って良くないんですってね。ヘタすると雨水よりもミネラルやら何やらがこびりついて「ウロコ」の原因になるそうです。(きちんと拭き上げれば良いのでしょうが)
そこでまずこれを購入。
精製水、いわゆる「純水」です。超純水レベルにまで精製されているということで品質は問題ないでしょう。この手の商品は結構ありますが、コスパ的にも悪くないと思います。
サイズ的には500mlや1Lのペットボトルのものも多く販売されていますが、なんと言っても洗車に使うわけですからあまり小さいとかえって煩雑になりそうです。また、下記のような箱型コック付きのものも販売されていますが、今回はペットボトルであることがキモですので置いておきます。
なぜペットボトル推奨なのか?
これです。
ええ、ダイソーですよ? 100円ショップです。
でも、一度検索してみてください。なかなかの評判だということがわかりますから。もっともネット上では「100円で高圧洗浄!?」みたいなことが書かれていますが、それは誇大広告です。でも、霧吹き以上ではあります。体感としては霧吹き以上シャワー以下といったところでしょうか。ノズルは霧吹き状からまっすぐの水流まで調節することもできます。クルマの汚れを洗い流すには霧吹き状よりはまっすぐの水流の方が勢いがあって良いと思います。
この商品は一般的なペットボトルに簡単に装着できます。ペットボトルの蓋の代わりに取り付ける感じですね。ペットボトルの蓋は内容量にかかわらず一定なのが普通ですので2Lじゃなくても良いのですが、やはりサイズがあった方が煩わしくないと思います。
また、同じようなペットボトル装着用の加圧式ポンプはアマゾンなどでも見つけることはできますが、評判にからにばらつきがある上に、値段も500~600円程度と、そちらを選ぶ理由が見当たりませんので、やはりこのダイソーの商品がオススメです。
実際に使ってみると……高圧水流で汚れを吹き飛ばす! ……のは無理ですが、コーティングをしていると、こびりついていない汚れなら普通に流してくれます。そうするとあとはクロスで拭いてやるだけでピカピカです。
動画をご覧いただくと多少はイメージできるでしょうか? なかなかイイ感じで水が噴射されてますでしょ? 結構しっかり洗い流してくれていますし、後半ではボンネットに付いたよごれなんかもキレイに洗い流している様子がわかると思います。
しかも、このポンプを使うことで、ペットボトルから水を直接車体にかけるのと違って、まんべんなく洗い流すことができる上に、水の量も驚くほど少なくてすみます。
今回、車体全体をしっかり洗い流して、ペットボトルの半分以上のこっていますので、1Lくらいしか使っていないことになります。下の画像でワタシが指さしている位置まで水が残っています。これなら精製水を使っても経済的ですよね?
ちなみにAmazonやオートバックスでよく見かけるタンク付きの加圧式ポンプ(下の商品のようなヤツです)も候補に挙がっていました。そのタイプなら箱型コック付きの精製水を買って水を入れてやる方が良いかもしれませんが、比較的タンク容量が大きめののものが多く、今回の検証でわかるとおり、一回あたりそんなに大量の水をひつようとしないので、ワタシはペットボトルで充分だと感じます。
汚れ落としではなく、しっかり洗うならこういうタイプの方が良いかも知れませんが、そもそもしっかり洗車するのに、手動の加圧式ポンプを使うのはどうなの? というのが正直なところ。
とにかくこのプチ洗車グッズを揃えておけば、車全体じゃなくても、泥や鳥の糞など局所的な汚れもすぐに落とすことができるので、いつでもピカピカのソウルレッドを堪能できます!
まとめ
結局のところ、ソウルレッドを美しく保つにはマメな洗車は欠かせないのだと思います。
でも、自宅でしっかり洗車できない環境の人だと、少し汚れるたびに洗車に持って行っていたらキリがないというのがワタシの本音です。
ですから、まずはコーティングして多少の汚れは水洗いだけで簡単に落ちる状態にしておいて、定期的な洗車をすること、そして次の洗車までに汚れが気になったらダイソーポンプ&精製水でプチ洗車。というのが効率的にソウルレッドの輝きを守るひとつの方法かなと思いました。
5 thoughts on “CX-3 ユルすぎ素人お手入れ術 その1 – ソウルレッドの輝きを守れ!”