どうもこんにちは。
動画知識ほぼ皆無のワタシが、CX-3の魅力をよりアツくお届けすべく、車載動画なんかを撮れるようになろうという、完結するかどうか不明のシリーズ第二回です。
知識ゼロからの車載動画コンテンツ
- 知識ゼロからの車載動画・序章 - あれもダメこれもダメ
- 知識ゼロからの車載動画・迷の章 - Surfola? WOLFANG? AKASO? アンタたち誰?← イマココ
- 知識ゼロからの車載動画・選の章 - ついに購入したのはAKASOの……
- 知識ゼロからの車載動画・逢の章 - AKASO EK7000Proがやって来た!
- 知識ゼロからの車載動画・試の章 - まずひととおりやってみようか
- 知識ゼロからの車載動画・鍛の章 - 大事なのはセンス
- 知識ゼロからの車載動画・評の章 - AKASO EK7000Proをひと通り使ってみた感想
- To be continued?
前回までのあらすじ
「そうだ、車載動画撮ろう」
性能が良いiPhoneのビデオカメラがあるし、あとはなんか固定できるもの探せばいいんじゃね? 程度の安易な考えで、ワタシの車載動画への道はスタートしたのでした。
しかし、そんなワタシの前に立ちはだかる幾多の壁。
- 固定具
- ダッシュボード・エアコン設置タイプ → 日常的な付け外しが困難なので却下
- サンバイザー設置タイプ → アームが邪魔・直射日光に勝てそうにないため却下
- ヘッドレスト設置タイプ → カメラが隠れてしまいがちなので却下
結局結論が得られないまま、とりあえず動く車内での撮影とiPhoneの相性だけでも確認しようと、Can Doのオクトパシーな三脚をヘッドレストにくくりつけ、スマホを固定して試してみると……さすがiPhone(14Pro)です。画質は使えるレベルでしたが、よく考えるとスマホを使う度に固定具から外すのは超絶メンドクサイ。
というわけで、スマホは使えねぇという結論だけが収穫だった第一回でした。(あとヘッドレストあたりから撮る場合、視点の高さも気にしなくちゃというのも収穫でした)
グッズは自分なりにかなり探した上で書きましたが、使えるものはあるかもしれません。あとヘッドレスト設置タイプはスマホのカメラの位置によっては本体を少しずらすだけで対応できるような気がします。ただ、それでもスマホがほぼ使えなくなることには変わりないので、個人的には却下なのですが。
スマホじゃなくて何にしよう?
そんなわけで、散々スマホ用のグッズを探した末にスマホを否定するという、まさにムダ記事となった前回を受けて、じゃあ何を使って撮影しようかということを考えはじめました。
とは言え、ワタシは動画界隈にことはからっきしですので、自分の頭で考えても昔ながらのビデオカメラ(パパが運動会で撮ってるようなのね)みたいなのしか思い浮かびません。仕方ないので「車載動画 カメラ」で検索することに。
ドラレコ的なカメラはヒットしますが、もう少し引いた車内も映るアングルとかで撮りたいので却下。いやそもそもドラレコ、純正の付いてるし。
そしてちらほら目に入ってきたのが「Go Pro」「アクションカメラ」という単語です。
ふむ……ちょっと調べてみるとこんな感じ
アクションカメラとは……
- スポーツ中などのアクティブな状態の写真を一人称視点で撮るのに適している
- カメラは小型で、マウントと呼ばれる固定具で撮影者自身や色んなところに固定して撮影できる
- Go Proというのは、そのアクションカメラの代表的なブランド。世界的に有名
こんな動画を見ていただければイメージがわくかな?
👧:今週末の予定は?
— AKASO Japan (@akaso_japan) January 31, 2024
👦:スノボースノボー💨🏂🤣
🎬:@rinari0630(INS)
📷:AKASO Brave8
Go Beyond with AKASO💪#スノーボード #スノボ #スキー #パウダー#アウトドア #冬 #ウインタースポーツ#AKASO #アクションカメラ #actioncam pic.twitter.com/bBCdPGaA94
どうも知っている人にとっては常識レベルな知識らしいのですが、ワタシにとっては「アクションカメラ」も「Go Pro」もまったく初耳でした。映像を見ると確かにこういう動画良くあるなぁと思うのですが、それを撮っているのは「何か特殊なカメラなのかな?」程度しか考えることはありませんでした。結構知らない人、多いんじゃないでしょうか? 特にアクティブな趣味がない人ならなおさらです。
興味がわいたのでさらに調べてみると、スポーツに限らず動きのあるシーン全般でクリエイティブな映像を撮ることができそうです。その利用例の中には当然「車載動画」もあります。
とりあえず、こんな用途に使われるアクションカメラの一般的な特徴をまとめておきましょう
- 小型かつ軽量
- 手ぶれ補正機能がある
- 広角レンズで広い視野の撮影が可能
- 防水性・耐衝撃性に優れている
- 各種マウント(固定具)でさまざまな視点の撮影が可能
良いですねぇ。よし……これかな!
アクションカメラのメーカーなんて知らんけど?
とりあえず撮影はアクションカメラが良いらしいということで、具体的な機種探しに入ります。
条件は「安くて実用的」これに尽きます。まずは一ヶ月以内に飽きてしまっても諦めが付く程度の予算に抑えたいところです。で、安ければ性能が落ちるのは当然ながら「一応」実用的と言える程度の性能も欲しい。この両者のバランスがとれた機種を吟味したいと思います。
GoProはどうだろう?
まずはやっぱり圧倒的な代表ブランドである「GoPro」です……が。
高いから却下!w
現在公式で販売されているモデルだと最も安いもので4万円台、おおよそ5万円台~10万円といった価格帯です。やはりちょっとお試しするには高価ですね。普通に動画を撮るならスマホもあるのでなおさらそう感じてしまいます。
4万円くらいなら別にイイかなぁとも一瞬思ったのですが、GoProはマウント類があまり付属していないようなので、その辺も揃えていくと結構かかりそうだなと思ったのでやっぱり却下ということで。もっとも性能はその分間違いないと思われますので、飽きなければいつかは手を出してみたいですね。
DJIは?
ワタシが調べた範囲では、GoProに次いで高名なブランドはDJIであるようです。上のような手持ち特化のカメラなどちょっと変化球な商品もあるようです。アクションカメラの王道を歩み続けるGoProとはそのあたりちょっと違うイメージです。価格的には、オーソドックスなアクションカメラ的商品である「Action」シリーズならGoProよりはひとまわりお安い感じ。
3万~4万円台で買えそうで、評判も良いみたいです。
どうしようかなぁと思ったのですが、Amazonで調べていると激安なアクションカメラが多数あることに気づき、却下しちゃいました。
格安アクションカメラはどう?
そんなわけであるんですよね、1万円以下の商品がゴロゴロとw
無知な素人がお試し商品を探しているワケですから、この辺に食いつくのは必然です。そんな格安アクションカメラの中でも比較的評価が多く、かつ高いものをいくつか掲載してみましょうか。
他にもたくさんあります。メーカーもよくわからないところばかりですが、いっぱいです。
上で紹介したものはカタログスペック的にはとてもコスパが高く、格安商品の中でもそれなりに実用に耐えうるように思いましたが、詳しくレビューを確認したり他サイトでの比較記事などを調べるとやはり画質など少々不安を覚えることとなりました。(全般的には価格から考えると良い性能だとなっていますので、使えないということはないと思います)
そこで、予算を1万円台に上げて検討を続けます。1万円台の商品と千円台の商品ではカメラ・ビデオカメラとしてのカタログ上の基本性能としてはあまり変わらないと思います。あとはカタログスペックではわからない実際の性能や細かい使い勝手の差ということになりますので、レビューを細かくチェックするしかありません。
メーカーは「AKASO」に決定!
1万円台のアクションカメラに絞り、色々吟味いたしましたが、ワタシはAKASOにしようと思いました。上で書いたとおり、同価格帯の他ブランドの製品と比べカタログ上の性能が目に見えて違ったわけではないのですが、それなりに根拠はあります。(実際に使ってみての性能レビューはまた別記事で)
格安機以外でも勝負している
経験上これは結構大きいです。さっき掲載したSurfola、WOLFANGなどはある意味格安機に特化しているメーカーです。その他でも格安機を出しているメーカーで中堅の価格帯で勝負できる商品を持っているところはあまり見当たりません。それだけ高価格帯ではGoProやDJIが強いということだと思うのですが、このAKASOはGoProやDJIのすぐ下(3万円台)あたりのグレードも展開しています。
このあたりのポジションというのは難しくて、少しでもコスパが悪かったりブランドイメージがついて行けていなかったりすると、GO Proなどの上位機種や逆に少し安い価格帯の商品に流れがちになってしまうでしょう。そこで勝負を続けている実績があると言うことは、そのあたりの価格帯で勝負できるだけの商品力、ブランド力、企業力を持っているということです。これはやはり他の格安メーカーと明らかに一線を画するところでしょう。
このようなノウハウがあるメーカーの商品なら廉価版でも値段なりの価値はきっちり確保してくれているのではないかと思ったわけです。(パナソニックの掃除機なら安いものでも、それなりの品質はあるだろうって思えますよね。それと同じです)
サイトを見ればなんとなくわかる企業力
ある程度見る目がある方なら、以下のサイトをざっと見比べれば企業としての質の差がわかると思います。(日本語に対応しているかどうかはここではさて置いて)
明らかにお金のかけ方が違います。HPの出来映えというものは、必ずしも企業の価値を正確に表すものではないかも知れませんが、こういうメディアツールを主力にする企業なら当然力を入れるところだと思います。また、よく見るとHP自体の品質だけではなく、SNSの活性度もAKASOがダントツです。
サポート体制に期待できる
上述の「サイトの出来」ではさて置いた日本語対応ですが、AKASOはサイトもマニュアルもきちんと日本語対応されています。サイト上では多少ネイティブっぽくない表現もあったりしますが、なんと言ってもXやインスタにはAKASO日本公式のアカウントがあって、投稿も活発なのが心強いです。
Amazonでのレビューでもトラブル対応の良さやスムーズな日本語対応について触れるものが散見されましたし、そのあたりは安心できそうですね。
本日はここまで!
そんなわけで、デバイスはアクションカメラ、ブランドはAKASOと具体的な方向性が定まったところで次回へ続きます。
元々知識がある人には退屈な展開になっていると思いますが、アクションカメラのことも、そのメーカーやブランドのことも全く知らない人にとって少しでも機材選びの指針になればと思って書いております。
次回は、ついに機種を決定。そして車載動画や愛車お手入れ動画などを撮る前提で、別売りのマウントなんかも探してみようと思います。
それではまた。
6 thoughts on “知識ゼロからの車載動画・迷の章 - Surfola? WOLFANG? AKASO? アンタたち誰?”