どうもこんにちは。
マツダは令和5年7月14日付でCX-3のバックカメラ不具合について改善対策のアナウンスを出したようですね。
改善対策というのは、保安基準に適合しなくなる、およびその恐れがある場合に出される「リコール」とは異なり、保安基準には抵触しないようですが、結局のところメーカー側のミスによる、見過ごせないレベルの欠陥ということのようですから、似たようなものですね。
内容については、リリースを引用します。
不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
バックカメラにおいて、電気配線の固定が不適切なため、リアゲートを閉めた時や走行中の車体振動などで振れ、バックカメラと電気配線間の接続端子が摺動することがあります。そのため、そのまま使用を続けると、接続端子の表面被膜が摩耗して剥がれ、腐食することで電気抵抗が増加し、最悪の場合、バックカメラの映像が乱れ、車両後方が確認しにくくなるおそれがあります。
不具合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
全車両、バックカメラを点検し、映像に乱れが認められた場合はバックカメラ一式を新品と交換し、電気配線をシール材で固定します。映像に乱れが認められない場合は電気配線をシール材で固定します。なお、シール材及びバックカメラ一式の準備に時間を要することから、準備ができた段階で開始します。
CX-3の改善対策について - マツダ公式
対象は2014年12月16日生産のものから2020年10月1日生産のものまでとなっていますね。その間のすべての型式が対象になっているのかは確認していませんが、発売が2015年2月ですからおおよそ初期型から対象になっているようです。ただ、対象台数市場からの不具合報告は16件ですし、事故も確認されていないとのことです。(国交省発表の届出内容で確認)
まずはパーツなどを準備してから対応開始とのことで、対象にならないクルマもあるようです。特に気になる症状がなければまずは連絡待ちで良さそうですね。ただ、連絡があったら速やかに対応してくださいね。
ではまた。