2023年 マツダCX-3 納車の儀

前回の記事はこちら

みなさまこんにちは。

さて、前回の記事では全くクルマに興味がなかったワタシがどのような流れでCX-3に魅せられたのか、そして契約に至るまでを書きました。

そして、4月中旬、念願の納車の日を迎えました。

CX-3の納期は?

2023年4月29日現在、マツダ公式による工場出荷時期のめどは……

「3~4ヶ月」となっています。

これは早いのでしょうか? それとも?

例えば、CX-3とよく比較対象にあがる車種を見てみましょう(記事執筆時点の情報です)

  • トヨタ ライズ → 「ご注文いただいてから、6ヵ月程度。ハイブリッド車は、6ヵ月以上」
  • トヨタ ヤリスクロス → 「詳しくは販売店にお問い合わせください」
  • トヨタ CH-R → 「詳しくは販売店にお問い合わせください」
  • トヨタ カローラクロス → 「詳しくは販売店にお問い合わせください」
  • ホンダ ヴェゼル → 「ガソリン車:1年程度」「e:HEV:1年程度」(※ 但し、ともにタイプ・カラーによっては早くなる可能性ありとのこと)
  • ダイハツ ロッキー → 「ガソリン車 4ヶ月~」「ハイブリッド車 5ヶ月~

いかがでしょうか? CX-3は比較的早そうですね。ちなみに「販売店にお問い合わせ」の車種についてはモデルチェンジ、販売終了などその理由は色々あるようです。一応注文できるのか、一時的な受注停止なのか、完全に受注終了なのか、正確なことはわかりませんのでここで深くは触れません。でも、現状スムーズに発注できる状態ではないのでしょうね。新型プリウスとか、グレードによっては2025年(23でも24でもない!)とか言われてますから……まあ、お察しですね。

CX-3が比較的早く手に入りそうなことがわかったところで、ワタシの場合を詳しく見てみましょう。

契約 : 2023年1月14日
流通(?)センター入庫 : 2023年4月10日あたり
ディーラー到着 : 2023年4月13日
納車 : 2023年4月20日

ということで、丸3ヶ月と少々で納車となりました。

上で書いた「3~4ヶ月」というのは「工場出荷めど」ですから、「納期」ではないことに注意です。そうするとワタシの場合、センター入庫の4月10日あたりまでには工場出荷されていることになりますし、CX-3の場合、生産は現在タイ工場で行われているはずですから、そこからの輸送を考えるとだいぶん早く工場出荷されていたと推測することができそうです。

ただ、ワタシが契約したのは1月14日で、上記工場出荷めどが更新されたのがその前日である1月13日。それまでの出荷めどは4ヶ月程度と少しながらも短かったので、なんとか早めの方のラインに乗っかることができたのかも知れません。それでも実際には2ヶ月~2ヶ月半あたりで出荷されたと思われますので、公式アナウンスよりはずいぶん早く生産してもらえたということになりそうです。

でも、ネット上の情報では、12月~1月あたりの発注で納車が5月以降になるという方も散見されますので、グレードや色、オプションなどによっても大きく変わるのかも知れません。ワタシが注文したのは以下の通り。

  • グレード : 15S Touring 2WD
  • 色 : ソウルレッド
  • エクステリア系オプションなし(フォグランプもなし)
  • 純正ETC2.0
  • 純正ドラレコ
  • シフトパドル
  • コーティングなし(納車後に別で施工しましたよ!)
  • フロアマット(これは納期には関係ないかw)

まあ、結局のところ確実なことは何もありませんね。ゴメンナサイ。

そして納車へ……

上で書いたように、比較的早く納車されたのですが、納期がある程度はっきりしたのは3月下旬です。それまではいつになるのか全くわかりませんでしたので、やはりとても辛い日々でした。

特に何がツラいって……

ワタシ、週に何度かはクルマではなく電車で通勤するのですよ。大阪モノレールに揺られ、万博記念公園の太陽の塔を眺めながら。ええ、ステキな通勤です。

太陽の塔
小さな頃から見慣れた太陽の塔

ところがですね。このステキ通勤の途中にありやがるんですよ。

関西マツダ千里店
関西マツダ 千里店 from 大阪モノレール

関西マツダ千里店……そう、ワタシがCX-3を買ったそのお店です。この写真を撮った時はお休みの日でしたので地味な感じですが、いつもはソウルレッドを中心とするの展示車たちが外から見ても鮮やかです。

モノレールから見ているので、屋上にも多くのクルマが鎮座しているのがわかります。

日々、通り過ぎながらこの光景を眺める通勤。ステキ通勤が地獄の通勤になってしまったのです。見るたびに、連絡はまだか! あの屋上のクルマにワタシのはないのか! あんなにいっぱいあるのに! と心の中で叫ぶ日々が続きました。

まあ、そんな日々を送りつつ、ネット上でCX-3の情報を集め尽くし、動画も見尽くして、Amazonでインテリア用品や洗車用品を眺めながら脳内シミュレーションを試行し尽くしました。今になって思えば、この「待ち」の時間が、より愛を深めたのだろうと感じます。

待つことって、大事なのね。

そして……ついにやってきました! 納車日!

もちろん嬉しさMAXなのですが、やはり15年近く乗ったヴィッツとの別れを寂しく感じる心も強くなります。

最後の洗車を済ませ

ヴィッツ最後の洗車
キレイキレイ

車内も念入りにお掃除

ヴィッツ内装もキレイキレイ
やっぱりなかなかワルくない

名残惜しいけれども、準備……完了。

マイヴィッツ、最後の勇姿

そして、ワタシはヨメを乗せ、関西マツダへ向かったのでした。

ほどなく、到着。

高級感あふれる関西マツダ千里店

ヴィッツでお店に乗り入れます。

すぐに担当の方が駆け寄ってこられました。

広々とした、マツダ車だらけの駐車場にヴィッツを駐めます。

そして、エントランスから中に入ろうとすると……おおっ!

Congratulations!

納車お祝いボードが!

今日の納車はワタシだけのようです。まあ平日ですしね。お聞きすると、やはり週末なんかはこのボードが埋まっちゃうようです。自分だけっていうのもなんだか嬉しいですね。

あらためてエントランスから店内へ。

いつ見ても本当にシックかつ高級感あふれる店内です。たぶん、ここではじめてソウルレッドの実車と対面したことで一気に引き込まれたんじゃないかと思います。(街ゆくクルマはそれまでほとんど見ていなかった!)

そして案内されるまま、店内の奥、細い通路へ……するとなにやら木目調のドアがあるではありませんか。

なんとオーナーズルーム! ここで車を買った人しか入れない禁断の扉! そしてワタシとヨメは中に入ります。

マツダ千里店 Owner's Room
これがOwner’s Roomだっ!

写真奥の扉から入ってきて、ワタシたちは奥(写真では手前)に腰掛けます。ワタシたちが座るその後ろにはCX-3ご対面スペースへの扉が……。ガラス張りなので覗くこともできましたが、あえてじっとガマン。

ええ……そうです。

机の上には車検証ケースと、おそらくあれはキーが入った小箱。

本革調車検証ケースとキーが入った小箱

車検証ケースはオプションで売っていたはずの本革調。注文はしていないのでサービスなのかはたまた間違えか。全く気にしていませんでしたが意外とイイですね、これ。

このあとは担当さんが丁寧に契約内容の確認や説明をしてくださいます。ワタシからも質問したりしましたので一時間近くかかったでしょうか。

そして……ついにやって来ました。

(しょっちゅう)夢にまで見た、CX-3とのご対面の時が。

言葉はいらないね。書くけど。

ナニこの美しさ。

色鮮やかなだけではなく、陰影が深い。三枚目のボンネットあたりを見ていただければわかると思いますが、単にキラキラ輝いているだけじゃなくて、影になっているところとのコントラストが感動ものの美しさです。

しばらくこの美しさを堪能しましたが、ふとこの納車引き渡し用のブースの外を見ると、通路を挟んだ向こうに店員さんが移動したマイヴィッツがこちらを見ています。

今度こそホントにさよならマイヴィッツ
Goodbye! My Vitz!

ヴィッツは、クルマに興味がなかったワタシにとってはやはり「道具」だったのかもしれません。でもこの15年、どんな場面でもそこにいたんですね。先日の大雪でも普通20分の道のりを5時間以上かけてワタシを無事に会社まで送り届けてくれましたっけ……。

たかが道具、されど愛用の道具。

さよならマイヴィッツ。

さあ、出発の時がやって来ました。

さっき書いたとおり、この日は平日でお客さんもまばらで、納車もワタシだけ。というわけで。

スタッフさん方総出でお見送りwww! 10人以上いらっしゃる!

とてもうれしいけど、すっげぇ恥ずかしい!!

正直なところ、普段ならこういうのは苦手なワタシですが、それでもやっぱり待ちわびたCX-3を手に入れた記念日だからでしょう。

うん、やっぱりうれしかったです。

担当さんをはじめとしたスタッフのみなさま、本当にありがとうございました!

納車日、その後

その後はあまり時間もなく、ヨメをスーパーに連れて行って、その足で予約していたKeePerLABO箕面店へクルマを持ち込み、コーティング。

約2時間の待ち時間の間に隣接しているオートバックスに行き、死ぬほどAmazonで吟味しておいたグッズ類を買いあさりました。KeePerとオートバックスが隣接してるってスバラシイ。

KeePerさんのことや、グッズ類についてはまたあらためてレビューいたしますね。

最後に、なぜこんな記事を書いたのか。

それは当然舞い上がっているから……なのですが、ワタシ自身納車を首を長くして待っている間、なんでもいいからCX-3について書かれたものを読みたくってしらみつぶしに探しまくりました。もちろんたくさん見つかりましたが、意外と納車の様子について書かれたものはほとんどありませんでした。

まあ、平常時だったら少し待ったら納車ですもんね。こんな記事を読んでいる暇などない! でもこんなご時世ですから、納車を一日千秋の思いで待つ人たちの脳内シミュレーションをはかどらせるべく書いてみました。

納車待ちのみなさん。 CX-3は間違いなく素晴らしいクルマです。あなたの選択は正解ですから楽しみにお待ちください!

それではまた。

素晴らしきCX-3

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