CX-3と往く巡礼の旅 その16 - 洛陽九番 青龍寺

どうもこんにちは。

2026年6月の巡礼記録となります。

洛陽三十三所第九番札所、青龍寺さんです。

西国三十三所、洛陽三十三所の巡礼記事リストはコチラからどうぞ。

京都は東山、高台寺のほど近く、その他清水寺、八坂神社、建仁寺、安井金比羅宮、六波羅蜜寺などそうそうたる寺社がひしめくど真ん中辺りにあるこぢんまりとしたお寺です。門戸が開放されている観光寺院ではありませんが、インターホンを鳴らして中に入ることが出来ます。

青龍寺ってこんなお寺さん

延暦8年(789年)9月18日に桓武天皇の勅命によって長岡京近郊、乙訓郡小塩山に大宝寺として創建され、後に平安遷都により現在地に移されたという。

「伽羅(きゃら)観音」の通称で広く信仰を集めてきた本尊の聖観音は、本堂正面に安置されており、身の丈約1メートル、細身の優雅な立ち姿である。寺伝によると、唐の皇帝徳宗から献上された伽羅木を、桓武天皇が最澄に命じて彫刻させたものという。当寺はこの観音像を祀るために建てられた。

治承・寿永の乱の戦火にあって荒廃していたが、建久3年(1192年)に法然の弟子である見仏が再興し、法然を請待して浄土宗の六時礼賛別時念仏の道場とし寺名を引導寺に改め、天台宗から浄土宗へ改宗した。

江戸時代の寛永年間(1624年 – 1645年)に知恩院第32世雄譽霊巌上人により寺名を青龍寺と改めた。

Wikipedia contributors. “青龍寺 (京都市東山区).” Wikipedia. Wikipedia, 11 Dec. 2025. Web. 1 Jan. 2026.

小さいお寺ながらさすがは札所。御本尊の聖観音像は桓武天皇の命によって最澄(伝教大師)が唐から伝わった伽羅の木を彫ったものとされています。基本的に境内は撮影禁止ですので写真は撮っていませんが、庭には念仏石と言われる、叩くと金属的な音がする岩があったり、生えながら化石化したらしい樹があったりします。ちなみにこの岩は隕石だとも言われています。

正式名称

見性山 青龍寺

宗派

浄土宗

御本尊

聖観音像

御詠歌

ありがたや まよいのくもは おこるまじ せいりゅうじより かへるさのみち

札所本尊真言

おん あろきりゃ そわか

詳しくはコチラ

ロケーション&CX-3的オススメ度

住所 : 京都市東山区下河原町通八坂鳥居前下ル南町411
(下の地図の9番です。拡大してご覧ください。左上のでインデックスが表示されます)

CX-3で訪問オススメ指数 : 30%

冒頭でも書いたとおり立地が清水寺や高台寺を含む、京都でも有数の寺社観光地の中にあるので、あまり間近までクルマで行こうとすると地獄を見ることになります。季節とインバウンド次第ですけど、素直にちょっと離れたコインパーキング(東大路の西側エリアなど)に駐めた方が無難だと思いますよ。または下で紹介している散策ルートの起点、八坂神社のところに大きめの市営駐車場があります。ここなら最大2,000円程度払う気があれば比較的スムーズに駐められるかもしれません。(観光シーズンの週末とかは知りません)

ぶっちゃけ、このあたりにクルマで観光に行くならそのくらいの出費は仕方ないですよ。おほほ。

さて、上の地図で青龍寺を通る青ルートを入れていますが、これは徒歩で回る洛陽三十三所巡礼のオススメコースです。このA~Dの順で回るなら阪急電車の京都河原町駅もしくは京阪電車の祇園四条駅から、祇園を軽く散策した流れで回ることが出来ます。また、このルートには入れていませんが、そのあと15番の六波羅蜜寺まで歩いて元の駅の方に戻るか、京阪の五条駅に向かうというのも良いかもしれませんね。クルマの場合、上で書いた八坂神社の駐車場当たりに駐めてもこの散策ルートにスムーズに入ることが出来ます。

というわけで、CX-3オススメ指数は低めなのですが、土地勘があれば比較的渋滞を避けて近辺までは来ることが出来ます。河原町通から松原を突っ切って東大路まで。この説明でわかる人なら車でもOKかも。実際ワタシは平日ですが、このルートでよくこのあたりまで来ます。(お仕事)

まあ、そうは言ってもクルマは多少離れた安めのところに駐めておいて歩いて回るのが、観光的にもやっぱりオススメです。

訪問記

例の如くお仕事中の空き時間に立ち寄りました。

高台寺と清水寺のちょうど中間辺りにありますので、ここ最近は平日でも常に人が多いです。しかし上でも書いたとおり、中に入るにはインターホンを鳴らす必要がありますし、そもそも観光客の目的地にはなっていないので、中に入ってしまえば基本的に閑かに参拝することが出来ます。

撮影禁止だとか要インターホンだとか書くと、なんか怖い住職が出てきそうですが、別にそんなことはありませんし気さくに見どころを教えてくださったりもするくらいですので、物怖じせずに行きましょう。

それほど広くない庭にやはりこぢんまりとした本堂、そして母屋といった感じですのでぱっと見の観光地的インパクトはあまりありませんが、逆に、なんでこんなところに隕石が転がってるんだとか考えてしまいます。言い伝えでは800年ほど前に落ちてきたものらしく、大正期の学者さんによって隕石であることも証明されているとのこと。

大小の石(隕石)があって、庭にあるのは大きい方なのですが、これ結構大きな岩なんです。これが落ちてきたらなかなかの大惨事じゃないのかなと思ったり、庭にある生えながらにして化石化してしまった木もなにかそこにつながる秘密があるんじゃないかとか、色々空想して楽しむことが出来ました。

御朱印

御朱印をいただきました。霊場再興二十周年記念の印も入っていますね。

洛陽三十三所 第九番札所 青龍寺 御朱印

ありがとうございます。

さいごに

洛陽三十三所はこういう小さなお寺さんも多いのですが、青龍寺でも温かく迎えていただけることにかえって頭が下がる思いでございます。

散々小さい小さいと書きましたが、このお寺は延暦8年(789年)の創建後、平安遷都と共に現在地に移されたとのことで、ホントに歴史のあるお寺なんですよね。京都の有名な名刹は創建はスッゴく古いけど現在の地に移されたのはそれほど昔じゃなかったりということも多々ありますから、平安遷都の昔より同じ地に在り続けるというだけでも歴史的価値があるように思います。(長いこと荒廃していたようですが……)

なお、ここ青龍寺は法然上人ゆかりのお寺ですが、同じく法然上人ゆかりの青龍寺が比叡山延暦寺の山域に存在しますのでお間違えなきよう。(比叡山の方は法然上人二十五霊場の札所です)

まあとにかく、ワタシは仕事中に立ち寄りましたが、観光がてら立ち寄るにはある意味最高の立地ですので、みなさまも行かれてみてはいかがでしょうか。

それではまた。

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