CX-3納車1年記念 - 神話の国、出雲へ春ドライブ その1

どうもこんにちは。

ワタシの愛車、CX-3が納車されたのは2023年4月20日のことでした。

もう、ほとんどの過去記事は消してしまいましたが、10年ほど前に活発に更新していたこのブログをCX-3愛ゆえに再開させたのは納車直前の4がち16日、↓の記事でした。

それから1年、記事数は80に到達しました。レビューや解説、グッズ紹介、ドライブ記録などを中心に、最近では車載動画を撮るためのシリーズを書いたり、CX-3と往く巡礼の旅シリーズなんかも始めていたりします。

あらためて、全くクルマに興味なしだったワタシの豹変ぶりに呆れるばかりです。

そんなわけで2024年4月、納車一周年記念と称して神話の国、出雲を目指してドライブに行って参りました。

……とは言っても、本当はヨメの実家に帰っただけです。ゴメンナサイ。

でも、そのヨメの実家が、あの出雲大社から徒歩5分というクレイジーなロケーション。今まではとにかくまっすぐ帰省して、近所を徒歩でぶらぶらひたすらのんびりして、またまっすぐ自宅に帰ってくるという感じでしたが、今回のワタシは違います。せっかくのCX-3ロングドライブですから、チョロチョロしようと思いますよ!

前日にちょうど再施工時期が来ていたKeePerさんのコーティングの再施工と、しばらく自分でやっていた(前面)窓ガラスコーティングの施工をしていただきました。今まではちゃんとしたコーティングの中では最もリーズナブルなクリスタルキーパーでしたが、この1年で雨を有効利用して汚れを落とすことの重要性(青空駐車なので)を再認識したので、雨で汚れが落ちるという触れ込みのフレッシュキーパーを施工していただきました。

そのあたりのレビューはまた別記事ということで……とりあえず、準備万端、ピッカピカのCX-3に乗り込み、納車一周年記念ドライブに出発したのでした。

大阪 - 出雲爽快ルート

今回のルートはコチラ。

今までは基本的に直行直帰とは言え、それなりに長年往き来していますからある程度気持ちよく走れるルートなどはわかります。

大阪から早く行くなら、今は山陰自動車道が鳥取方面から出雲までつながっています(出雲以西はいったん切れてまたつながっています)ので、出雲ICまで走ればもう出雲大社まで10km程度です。でも、山陰自動車道は片側一車線の対面通行な区間も多く、個人的には(空いてはいるけど)快適ではないので、今回は違うルートを走ることにいたしました。

とは言え、出雲まで高速に乗っても4~5時間はかかりますので、大阪からまずは高速のお世話になります。このへんやっぱり筋金入りのクルマ好きの人のようにはなれないなぁと実感。

中国自動車道池田IC - 中国自動車道落合JCT

朝7時に出発。平日なので通勤ラッシュになると中国道に乗るまでが混みますが、スムーズに高速に乗れました。その後も全く混むことなく、加西SAと落合JCT手前の追分美作PAに立ち寄ります。

加西SA

SAだからもう少し混んでいるかなと思ったのですが、ガラガラでしたw

美作追分PA

桜がキレイでした。中国道ですからかなり内陸に入っているのですが「晴れの国 おかやま 旅マップ」を眺めていると、またいずれ瀬戸内海側を走って岡山の観光もしてみたくなりました。

米子自動車道 落合JCT - 江府IC 米子IC

そして落合JCTから米子道に入ります。この高速は中国山地を南から北に縦断するルートなので、高速ながらもしっかり山を越える雰囲気を感じられます。

予定では蒜山SAか大山PAで休憩しつつ、終点の米子ICまで米子道に乗って行くつもりだったのですが、途中の標識が目に付きます。

江府IC ETC2.0 乗り直し料金据置!

蒜山SAと大山PAの中環あたりにある江府ICですが、どうやらICから降りてすぐのところに道の駅・奥大山があるようです。しかもそこには「ETC2.0 乗り直し料金据置」の文字が!

ETC2.0 乗り直し料金据置について

そうです。ETC2.0搭載車両の特典! 高速道路から一時退出しても、目的地まで高速道路を降りずに利用した場合と同じ料金で高速道路を継続利用できるサービスです。

ワタシのCX-3には純正オプションのETC2.0が搭載されています。この料金据置サービスがあることは知っていたのですが、なんせまだ全国で20数カ所程度ということで、今まで利用する機会がありませんでした。

注意!国土交通省 解説資料より)

  1. ETC2.0※搭載車が対象です。(全行程で同一のETCカードをご利用ください)
  2. 江府ICでの乗り直しかつ順方向の利用に限ります。
  3. 道の駅「奥大山」に必ず立ち寄る必要があります。(道の駅入口(小型車、大型車用の入口)を通過して下さい)
  4. 江府IC退出後、2時間以内に江府ICから再流入してください。

※ リンク先の資料では「4」の再流入時間制限は1時間となっていますが、全国一律で今まで1時間→3時間と変更され、さらに現在は2時間となっているようです。

それほど難しい話ではないのですが「所定の道の駅に」「決まった入り口から」必ず立ち寄らないといけないということに注意ですね。(たぶんセンサーとかでチェックされてます)この奥大山の道の駅はそれほど規模も大きくないし、高速から降りてすぐに入り口があるので問題ありませんが、場所によってはわかりにくいかったり多少距離があったりするようですので、知らない場所ならあらかじめ予定の上で利用した方が安心かもしれませんね。

あと、この奥大山もそうなのですが、環境が良いからといって、しばらく下道で走ってから次のICで再合流というのもNGなので注意です。

道の駅 奥大山 - 境港

というわけで、急遽江府ICで高速を降りて、すぐそばにある道の駅「奥大山」に立ち寄りました。

都会の道の駅と違ってそれほど大規模ではなく、そのかわり素朴でゆったりした雰囲気でなかなか良かったです。

ついつい国道ステッカー買っちゃいましたw

んで、元の江府ICから再合流しようと思ったのですが……気候も眺めも良くってね。

結局そのまま下道(国道181号)で米子方面に向かうことにいたしました。米子市街地にでるまでのんびりした田舎道を鼻歌交じりに快走できました。このルート選択は我ながら大当たりでした!

で、下道で米子から出雲に向かう定番は、松江市南部から宍道湖南岸沿いを走る国道9号線ですが、京都から山口までをつなぐ大国道ですので、結構交通量は多いです。そこで今回はまず米子市からさらに北上して、名前の通り港町である境港へ向かいます。そのあとは9号線は使わずに宍道湖北側のルートで出雲に向かおうという計画です。

この境港は港町ですが、今や観光的な中心はこれですね。

境港・水木しげるロード

ぶっちゃけ、ワタシは別にそんなに鬼太郎好きってわけでもありません。

この水木しげるロードの目玉は水木しげる記念館なのですが、事前に調べているとリニューアルのため現在休館中とのこと。それでも別にイイかと思うくらい、それほど大きな期待はしていなかったのです。むしろ、港町としての境港の景観とか、そこをCX-3で走ることに期待していたわけです。

駐車場はあんしんの一日500円

ところが、水木しげるロードに到着し、その界隈を少し歩くと、その予想はあっさり裏切られることとなりました。

写真はほんの少しですが、通り全体が水木しげるです。見た感じ、恐らく以前からあった商店街をみずき色に染めたものだと思われます。平日で人が少なく見えますが、実際にはそれでも結構人が多かったです。

当然この通りのコンセプトに沿って作られたお店が多いのですが、スゴイと思ったのが、いかにも昔から商店街にあった酒屋さん、電気屋さん、駄菓子屋さんらしき昭和なお店などが、新規の観光店舗に明け渡すことなく、適度に鬼太郎色にそまりつつ、存在感を発揮しているところです。今風なオシャレなお店ばかりが並んでいるよりよっぽど鬼太郎の世界観を表していると思いました。

どちらにしても、これは街全体が協力して当たらない限り作ることができない町並みだなぁと感心した次第です。

ただ、この通り沿いのお食事処はぼったくり高すぎですw まあ、ここに限ったことでもないですけどねぇ。

そんなわけで少し外れの元お寿司屋さんらしき海鮮料理のお店にお邪魔しました。

水木しげるロードから海の方へ少し向かったところにある「花筏」さんです。色々メニューはありますが、いかにも港のそばの海鮮料理屋さんという風情。ワタシはオーソドックスな海鮮丼、ヨメは白バイ丼を注文。ちなみに白バイというのは白バイ貝という、山陰の方ではそれなりにおなじみだそうです。

お値段もほどほどで、味も良く、しかも鰯の山椒煮やフルーツなどをオマケで出していただいたりと、とても満足でございました!

食後にはすぐそばの港をしばし散策して、腹ごなし。

さて、そろそろ出発ですが……長くなったので、今回はここまでです。

それにしても、CX-3に出会っていなかったら今回の帰省も、こうした寄り道はせずに終わっていたことだと思います。そう考えると本当に人生を変えてくれたクルマだと言っても過言ではないような気がしますね。

それではまた。

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