CX-3納車1年記念 - 神話の国、出雲へ春ドライブ その2

どうもこんにちは。

CX-3納車一周年記念の山陰ドライブ記事、その2です。ルートは下の地図をご覧ください。今回のスタート地点は地図上のC地点です。

前回はコチラ ↓

前回、出雲大社を目指しつつ、鳥取県は境港、水木しげるロードに立ち寄ったところまで書きました。

境港~松江~宍道湖

メジャーなルートとしては、境港から橋を北に渡ってR431に入るルートになるところですが、観光的もしくはドライブ的には中海(ちゅうかい・湖です)を江島、大根島を経由して渡る方が楽しそうですのでそちらのルートで。(地図上のC~Dあたりですね)

そして、その後も出雲に向かうメインストリートであるR9には乗らず、R431で宍道湖北側を走りました。松江市街地を抜ける一瞬だけ交通量が多くなりますが、大阪・京都を走り回っているワタシにとってはガラガラも同然w

それが、市街を抜けて宍道湖沿いに走り始めると、信号での停止すらあまりない、まさに快走という感じになりました。

このへんまでの様子を動画にまとめてみました。もちろんこの企画で購入したAKASOのEK7000での撮影です!

今回はヨメが同乗しておりますので、固定具は使わずに撮影しました。風景が流れるだけですが、記事のオマケだと思ってご覧くださいませ。

道の駅 秋鹿なぎさ公園

そしてその道中、最後の休憩に立ち寄ったのは「道の駅 秋鹿なぎさ公園」です。

道の駅としては常設の売店も商品が少ないですし、レストランはありますがかなり小規模なイメージです。しかし、施設が宍道湖のほとりにありますので、ボートやヨットなどのちょっとしたマリンスポーツや、デイキャンプなんかも楽しめるようです。そっちがメインなんでしょうか?

もちろん、マリンスポーツとか関係なく、宍道湖の浜をブラブラするだけでも充分ドライブの疲れを癒やすことができます。

秋鹿なぎさ公園裏の浜辺から宍道湖を眺む
秋鹿なぎさ公園裏の浜辺から宍道湖を眺む

ここをでたらあとは一気に出雲へと。ようやく到着いたしました。

朝7時に出発して、16時頃に到着です。出雲まで高速で行くなら4~5時間ですので、だいぶん時間をかけましたが、奥大山で高速を降りてからの道中が本当に気持ちよいルートの連続で快適でしたし、やっぱりさすがのCX-3です! 腰回りの疲れは全くありませんでしたし、高速以外ではマニュアルモードもふんだんに使って、最後まで運転を楽しむことができましたよ!

目的地は前回の記事に書いたとおり、出雲大社のすぐ近所にあるヨメの実家です。数日の滞在の間、色々出歩きましたが、ハイライトはふたつ。ひとつはもちろん出雲大社です。

出雲大社

ホントはここが一番案内しがいがあるはずですが……ヨメの実家近所のため、頻繁に訪れており、あんまり写真も撮ってませんでした……。

二枚目、三枚目に写っている大しめ縄は長さ13メートル、重さ5トン以上で、数年に一度掛け替えられるそうですが、作るのに一年がかりだそうです。落ちたら大惨事だとか思っていてゴメンナサイ。なお、知らないと勘違いしてしまいそうですが、これだけ立派なしめ縄と建物なのに、御本殿ではありません。

ちなみに二枚目の写真の右の方にデッカいポールが立っていますが、国旗掲揚用のポールで、好天時には75畳の国旗が掲げられていますが……そのデッカい国旗が風にはためいていると……かなり壮観です。だいぶん昔に撮った写真ですが。

写真ではサイズ感がわかりにくいですが、とにかくこの国旗、75畳なんですってば。

出雲大社 de 御朱印帳

それはさておき、出雲大社でも初めての御朱印をいただきました。もちろん最近始めた西国三十三所や洛陽三十三所の巡礼地ではありませんので出雲大社公式の御朱印帳を購入して書いていただきました。

出雲大社は当然お寺ではなく神社です。本来の御朱印というのは一般的には納経の証から始まったと言われますから基本的に仏教由来です。でも現在では多くの神社でも御朱印をいただくことができます。伝統的な見地から否定的な人も多いと聞きますが、文化って変わっていくものだからいいんじゃね? と思います。そもそもお寺にしても、本来は納経(写経したお経を収めること)の証だったのが条件が緩くなって今に至るわけですし、それでなくとも、日本は仏教と神道が混ざったり分離したり色々忙しい歴史を辿ってきましたしね……。

ただ、個人的に御朱印帳は別にしておきたい(寺社によっては神社と寺の御朱印を同じ御朱印帳に書くのを拒まれるケースもあるらしいです)ので、この御朱印帳は神社専用にしようと思います。

御朱印帳は1,200円で、お店で売っているものよりも良心的です。初穂料(お代)は「お気持ち」ということです。御朱印をいただくときは基本おつりがないようにするのがマナーですので、ワタシは御朱印帳の代金と合わせて二千円をお納めしました。

ちなみに御朱印帳の表紙には「Izumo Oyashiro」とありますね? そうです。正式には「いずもたいしゃ」ではなく「いずもおおやしろ」なのです。もっとも、地元の方はさすがにご存じの方が多いでしょうが、普段は「たいしゃ」と言っておられますので、気にはしなくてもよさそうですよ。

なお、周辺のお土産屋さんでも御朱印帳は売っていますし、参道には御朱印帳専門店もありました。まあ色々なデザインが選べるのは御朱印女子には嬉しいところかもしれませんが、一見すると出雲大社公式か? と勘違いするようなデザインのものもあるのでご注意を。

あと、上の御朱印は本殿のものですが、出雲大社では他に数種類の御朱印をいただくことができます。いただく場所が別なので、集めて回ることも可能ですが、どちらにしてもちゃんと参拝した上でいただくものだということをお忘れなきよう。

日御碕

何度も出雲に来ていると言いながら、すぐ近くのこの日御碕(ひのみさき)には来たことがありませんでした。近くとは言え、クルマで20分程度はかかります。

そうです。

今までは、必要に駆られてもいないのにクルマなんて出したくなかったのです。

本当にワタシは同一人物なのでしょうか?

そんなわけで、ヨメとその両親を乗せて日御碕に向かいました。

灯台があることからもわかるとおり、かどっちょです。

しかしナイスなドライビングロードでした。義父によると「テクニックを磨こうとする地元の若いのはここに来る」らしいですw もっとも大阪のような走り屋がどうこうといったガラの悪い話じゃないと思いますが。

程よく急なワインディングが続きますが、センターライン完備ですし、クルマは少ないし良いことずくめです。箕面の山も悪くありませんが、こちらは海際で眺望が開けているところも多く、かなり気持ちよく、かつちょっと攻め気味な気分で走ることができますよ。

それにしても日本海側の海岸線というのは本当に見応えがありますね。

そして灯台に到着。灯台の周辺は奇岩・巨岩や火曜サスペンス10年分くらいの断崖絶壁のオンパレードです。ある程度安全に見て回れるように一応遊歩道が整備してありますが、いくらでも崖に近づけます。これ……結構落ちて見つかってない人いるんじゃないかね……?

ちょっと写真の腕がマズくて伝わらないかもしれませんが、かなーり壮大です。ワタシはちょっとコワくて崖にはあまり近づけませんでした。殺人犯とこんなところで二人っきりで会うって正気の沙汰じゃないなと改めて思いました。っていうか、犯人がいなくてもこんなところに立ってるだけでコワいっすw

日御碕灯台

いやぁスゴいわ。入場料300円ですが、塔の内側に沿って配置されたかなり急ならせん階段163段を延々上り続けます。これたぶん、普段運動していない人なら筋肉痛は確実じゃないかな? それにとにかく急なので高齢の方は上らない方がいいんじゃないかと結構マジメに思います。

それにしても100年を超えて建ってる……え? 現役なの!? (記事を書いている今知ったw)

てっきり記念館的扱いなのかと……とにかく見応えありますよ!

っていうか、この動画を見てほしい。(ワタシの写真いらんかったねw)

日御碕神社

そして灯台に続いて、今度は日御碕神社です。灯台から歩いて行ける距離ですが、まあクルマで移動してしまった方が楽ですね。ワタシの場合、灯台に行ったあとに、コチラの神社にも寄ってみようかな? くらいの気持ちで立ち寄ったのです。

「なんせこちとら出雲大社に参拝してますからね。こんな山の中の神社は別に……ねぇ?」くらいの失礼な気持ちです。

しかし、日御碕、日御碕灯台に続いて、こちらでも良い意味で期待を裏切られました。

山の中かつ海のそばという絶妙なロケーションですが、神社の規模はそれほど大きなものではありません。建造物も立派ではありますが、まあ他ではみられないと言うほどでもない感じ。重要文化財指定されている建造物はいくつもありますが、それこそ京都の寺社を見慣れているとそれほど「スゴイ!」という印象は受けません。エラそうでスミマセン。

じゃあ何がそんなに良かったんだよ? ということですが……歴史ですね。

日沈宮は天照大御神(アマテラス)を、上の宮は素盞嗚尊(スサノオ)を主祭神として祀り、伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守れ」 との「勅命」を受けたという謂れがあるそうです。さらに出雲大社よりも前の創建であることから、出雲大社の祖神(おやがみ)として地元の信仰を集めていたり。

なんかスゴくないです?

ちなみに出雲大社の主祭神は大国主神で、素盞嗚尊の子孫だか子どもだか(諸説あり)にあたり、天照大御神は素盞嗚尊のお姉ちゃんとのことです。

実際、神話のお話ってそのまま信じることは難しいですけど、でも、この出雲という地に出雲大社や日御碕神社のような特別な神社が建てられたことを考えると、それなりの理由はあったようにも思えるのです。脚色はあるにせよ、スサノオさんとかアマテラスさんとかも本当にいたんじゃないの? という気分になってしまいます。

そういう日本の黎明期に思いを馳せることができる神社として、とても参拝しがいがあったと思った……とまあ、そんなことです。

とにかく、日御碕・日御碕灯台・日御碕神社の三点セットは一度は行くべき。強烈にオススメです。上で書いたとおり、CX-3でのドライブにも最適ですよ!

旅の終わり - CX-3でのロングドライブ

何度も書きますが、実際はヨメの実家への帰省ですから、買い物とか色々行きました。でもCX-3納車一周年記念ドライブとして書くのはこんなものでしょうか。

滞在中は雨も降りましたが、冒頭で書いたとおりKeePerのフレッシュキーパー施工直後だったので、効果のほどを確かめる良い機会にもなりました。

帰りはさすがに疲れていたので、出雲ICから山陰道に乗り、そのまま米子自動車道、中国道と乗り換えて最速ルートで帰ってきました。山陰道は高速の割に道が狭く、片側一車線の対面通行区間も結構あるので、ドライブとしてはあまり楽しい道ではありませんが、やっぱり便利ではありますね。

とにかく、一日数百㎞レベルの本格的なロングドライブはCX-3納車後はじめてでしたが、思い通りに走ってくれる頼もしさを再認識いたしました。高速の巡航はあくまでもスムーズに、合流や追い越しは軽やかに。時にはMRCCのお世話になって緊張感を解くことができるのもイイ感じ。マニュアルモードを駆使してのワインディングはなめらかかつスポーティ。ヨメの両親もなめらかな走行に感動していたけど、それはもしかしたらiDMがワタシを鍛えてくれたからというのもあるのかも……と思いたい。

静粛性の高い車内は音楽が主役ですが、アクセルを踏むと心地よいエンジンの音が程よく響きます。この聴覚的な出来の良さもロングドライブで疲れない要因かもしれません。

知らない道でもカンペキに安心なルートを演出してくれたのは初代マツコネ。商品改良で新世代になったけど、初代マツコネもやっぱり使えるね。Apple Carplayのナビより断然使いやすいです。もちろんそれは優れたセンターコントローラーあってこそ。

CX-3は後席・荷室が小さい? イヤイヤ、家族四人でのドライブも快適に、帰りはお土産たくさんでもダイジョーブ。

いやぁ、やっぱりCX-3とのドライブはステキですね。

山陰の素晴らしい場所を巡りましたが、どこに行ってもどこに駐めてもソウルレッドCX-3は存在感を上品に主張していました。ええ、もちろん持ち主の勝手な妄想です。

でもイイじゃん。

とてもステキなドライブでした。

それではまた。

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