さあ、そろそろ巡礼の旅にでも出ようか?

どうもこんにちは。

唐突ですが、ワタシはお寺や神社を巡るのが結構好きです。

CX-3を買ってからはなおさらですね。一部はこのサイト上でも紹介いたしましたが、それ以外でもふと立ち寄ったりしています。

大阪在住ですが、お仕事は京都中心で滋賀や大阪も少々といった感じですので、お仕事中の空き時間、まわりを見回すと寺社はいくらでもあります。目をつぶって歩いたらどこかのお寺に迷い込みそうなくらいです。ただ、京都市内の有名どころは観光客であふれているので、ワタシはそういうところは外して、あまり知られてなさそうで、ワタシ自身も知らなかったようなところに行くことが多いです。

ひらめいちゃった! 巡礼 with CX-3

まあそんな日常なのですが、これだけ行き当たりばったりな感じだとステキなお寺とかをかなりスルーしてしまってるでしょうし、なんというかこう、つながりのない単発安打ばっかりの試合のような、そんな感じもしていた最近でした。

そんな時、先日アクションカメラの試し撮りのために訪れたのが会社の近く、京都市の中心地にある頂法寺六角堂でした。その時の動画が ↓ です。

この動画を編集するためにお寺のことも調べたのですが、この六角堂は西国三十三所の札所とのこと。

3月29日六角堂にて撮影。桜は五分咲きくらいかな?

西国三十三所観音巡礼は日本で最も古い(約1300年の歴史)巡礼です。「お遍路さん」と言われる四国八十八カ所とは趣を異にします。お遍路さんで有名な四国八十八ヶ所は弘法大師信仰から生まれた修行の旅ですが、西国三十三所は観音信仰に基づく巡礼の旅であり、「遍路」とは呼びません。

それを知ってひらめきました。

なんかこう書くとバチ当たり全開という感じがいたしますが、元々寺社巡りが好きなのは前述の通りで、伺ったらそれなりにちゃんと参拝もしていますのでご容赦を。

評判の高い寺社仏閣を検索してピンポイントで訪問するというのも手ですが、巡礼という形に乗ることで、単にお寺に行ってキレイだったなぁ……じゃなくて、達成感のようなものも得られそうな気がしたのです。そしてもちろん、CX-3との旅……ワクワクじゃありませんか!

巡礼だらけだぜ、ニッポン

思い立ったら即行動のワタシです……が、巡礼の旅にすぐ出発するわけではなく、色々調べつつ、地図なんかも作ってみました。……ふむふむ、西国三十三所は結構範囲が広いんだな。

やはり京都、大阪が多いものの、日本海・若狭方面や姫路、岐阜、紀伊半島南部の那智勝浦の方まで広がっています。まあ、クルマで巡るわけですから距離にするとたいしたことはありませんが、休日を使ってたまに出かけるとすると、それなりに長い期間になりそうです。特にワタシは一気に数をこなすよりも、じっくり回りたいので、そうすると数年スパンで考えた方が良いかもしれませんね。

どちらにしても、これはさすがにお仕事中の空き時間にってワケには参りません。(一部イケそうですけどねw)でも、せっかく京都で仕事してるんですから、その環境を活かした巡礼とかってないのかなと思って、ちょちょっと検索してみました。

すると、こんなサイトが見つかりました。

ニッポンの霊場

霊場や巡礼の情報を中心としたサイトですが、膨大な情報量です。むしろこのサイトを作られている方を拝みたくなってしまう感じです。で、その中の「全国の霊場一覧ページ」を拝見すると……あるわあるわ巡礼巡礼巡礼巡礼……数えきれません。

例えば京都の項目はこんな感じです。(画像です。元記事は上のリンクからどうぞ)

京都の社寺が含まれる巡礼がここに記載されています。ちなみに西国三十三所は左からふたつ目の列の一番上にある「西国33」ですね。この列はさっき書いた観音巡礼が集められています。こんな調子で全都道府県に巡礼がひしめいています。(特に京都が多いというわけでもありません!)

巡礼好きすぎだろう、日本人。

洛陽三十三所観音巡礼

感心するような呆れるような気持ちで色んな巡礼を閲覧していると、良さそうなのがありました。

洛陽三十三所観音巡礼」です。京都市内のお寺ばかりで構成される観音巡礼です。コチラも早速マップを作ってみました。

ふむ。京都市内のみですが、それも市内中心部に近いところに固まってますね。

元々後白河天皇によって定められたと言われる由緒ある霊場巡拝ですが、そもそもが西国三十三所は広域すぎて多くの人にとって巡礼するのがなかなか難しいし、コンパクトなものを立ち上げよう! という考えがあったようですので、かなーり京都の民衆が回りやすい感じになったのですね。

あと、後白河天皇によって定められたということは平安時代のことではありますが、その当時のルートは革堂行願寺に始まり、北野天満宮で終わったとされています。「神社」で終わっていることからも現在のルートとは大きく異なっていたと思われます。その後応仁の乱などの戦乱でいったん中断されてしまったこの巡礼が復興したのは江戸時代のことです。その時定められた三十三所が現在のものの原型になっているようです。

原型と書いたのは、その後再び明治維新の頃の神仏分離、廃仏毀釈等の影響で再び中断してしまい、2005年に再復興した時には、廃寺になっているところなどもあって新たに加わった札所などもあるからです。

ちょっとCX-3で回るにはコンパクトすぎるような気がしないのもありませんが、仕事中の空き時間に立ち寄ったりするにはこのくらいでちょうど良いのかもしれません。別に何が何でもクルマで回らないといけないわけじゃありませんしね。

巡礼の道、スタートです

じゃあとりあえず休日を利用して長期的に取り組む「西国三十三所」と仕事の合間を利用してファジーに取り組む(いやだから参拝はマジメにやりますって)「洛陽三十三所観音巡礼」を始めてみることにいたしました。

で、巡礼と言えば欠かせないのが「御朱印」ですよね。なんか色々特別版とか凝ったヤツなんかが話題になったりしますが、ワタシはそういうのはどうでも良くって、むしろ御朱印で参拝するお寺を決めるってちょっとイヤ。いい加減な動機で始める割にはそういうところは結構マジメです。でもやっぱり御朱印帳はステキなのがいいなぁとか思ってしまいますけど。

エラそうなことを書きましたが、よく考えたら御朱印とはなんぞや? どうやって御朱印もらうの? 何もわかっていません。とりあえず車載動画の特集記事を書いたときと同じく手探りでのスタートになりますが、今回は相手がお寺さん&仏様です。一応失礼にならない程度のことはちゃんと調べた上で始めないといけません。

……ということで、一通り調べましたが、その辺はまた超初心者向けの巡礼・ご朱印集め入門みたいな記事を書いてご案内いたします。

とりあえず洛陽三十三所の方は、どう考えてもクルマよりも公共交通機関+徒歩がオススメなポイントも多いので、CX-3記事とは言えないコンテンツも出てきそうですが、まあイイじゃないか。

なんだか何のサイトかますますわからなくなってきましたが、すべては仏様とCX-3のお導きでございます。ほほほ。……CX-3の記事もちゃんと書きますw

それではまた。

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