CX-3とワタシ - 休日朝活 茨木・能勢・川西周遊コース

どうもこんにちは。

相変わらず、お休みの日は朝早くから箕面あたりをひとまわりして楽しんでおりますが、たまにはもう少ししっかり走りたい。そんなことを思った夏の日の朝、いつも走る箕面の山の周囲を大きくぐるっと回るようなコースで走ってみました。

なかなかイイ感じの快走コースでしたので、シェアしたいと思います。

朝活ルートなのでこじんまりとした感じですが、この地図のコース全長は50㎞ほどになりますので、朝のひとっ走りとしてはそれなりな感じです。この距離で目的地がないというのもアレですので、地図とにらめっこして能勢妙見山にある妙見宗大本山本瀧寺(ほんたきじ)をメインの目的地としました。

今回はあえて箕面を外したかったので、国道171号線と名神茨木インターの合流地点の少し北にある中河原交差点(ルートスタート地点)から山に入っていきます。ここから本瀧寺まで、ひたすら快走区間です。広々とした道もあれば、センターラインはあるけどそれなりに山道の雰囲気を味わえる区間もあり、CX-3のSKYACTIV-Gエンジンの軽やかな回転を楽しみつつゴキゲンに流すことが出来ました。

妙見宗大本山 本瀧寺(大阪府豊能郡能勢町)

いったん国道423号線に入り、すぐに府道4号線に入りますが、ここからは多少急なコーナーが増えますのでご注意を。↓

そして程なく、本瀧寺の参道入口の分岐が見えてきます(下画像、中央から分岐し、左下に続く道)が、見ての通り角度がかなり急ですので、茨木方面から来た場合は対向車線にはみ出してから左折する必要があります。理由は後で述べますが、このルートはバイクも多いので注意してくださいね。

参道に入ると、急な石坂を上ります。しばらく行くと待合所の小さな建物があり、その脇に駐車場があります。無料です。

本瀧寺駐車場
駐車場はゆったり

そしてここから長ーい石段を歩いて上ります。本殿のすぐ裏手にも駐車場がありましたが、参拝者が駐めて良いのかは未確認です。(バイクは大丈夫です)どちらにしても、石段を歩く方が参拝している雰囲気もあって良いと思いますよ。

石段を踏みしめつつ心を清めましょう
石段を踏みしめつつ心を清めましょう

この石段を登り切ると、本堂です。閑かな境内でしばらく朝の澄んだ空気を堪能します。参拝し、受付で束のお線香を購入、マッチを借りて火をつけ……つけ……つきません。風が吹いててね……。結局五分くらいかけてなんとか火を付け、お供えいたしました。

ちなみにこのお寺は天台宗系とか修験道系とか色々言われますが、結局のところ妙見宗という戦後すぐに創設された宗派に属するようです。境内も仏教のお寺ながら、あちこちに神社的な様式を見ることができ、街中では珍しい神仏習合的な雰囲気を味わえるお寺です。滝行もできますよ。

朝一番にお伺いしましたが、地元の人と思われる参拝の方も多く、よく土地に馴染んだお寺だと感じました。

境内にある末社
境内にある末社

で、さっき、この辺はバイクが多いと書きましたが、その理由はこのお寺にあります。

このお寺、バイク乗りの聖地、バイク寺として知られているようです。

ワタシは何も知らずに訪れましたが、本堂の裏になにやらカフェがあるらしく、そちらへ行くと、眺望が素晴らしいステキなカフェがありました。

その名も「ほんたき 寺巣(てらす)」

ご住職がハーレー乗りで、バイク祈祷もしていただけるこのバイク寺にはあちこちからバイク野郎たちが集まってきます。

この日もワタシがカフェに入ったのはオープン直後の9時過ぎあたりなのに、すでに席は埋まりつつあります。ここまで15分ほどは境内にいたのに、この人たちのことは全く見かけませんでした。

本堂の裏手までバイクで上がってきて、そのままカフェに直行みたいです。あんたらお参りもせんのかいな? と思っていたら、新たにやって来たライダーさんがお店に入ってくる前、こちらからは死角になっているところで何やらごそごそと……。

続々と集結するライダーたち
続々と集結するライダーたち

何をしているのかは後で確認することとして、まずは注文。くそ暑い天候の中ですが、ホットコーヒーを注文。しかしワタシは何か暗黙のルールを破ってしまったのか、なぜか30分ほど待たされました。まあ別に急いでるわけでもないし、のんびりテラス席(全席野外のテラス席ですが)に腰掛けて風景を楽しみます。

寺巣からの眺望
寺巣からの眺望

ぶっちゃけ、何が見えるというわけでもないのですが、とにかく気持ちいいです。待たされた代わりに山の風にさらされて汗も引き、程よく涼しくなってきた頃にでてきたホットコーヒーはなかなかの味わいでした。

周りを見てみると、どうやらここの名物は薬膳カレーらしく、朝からカレーを注文している人が何人か。ワタシもカレーは好きですけど、朝からはイランなw。でも、漂ってくる香りからすると、スパイスの香り豊かなタイプのカレーのようでしたね。

そして、珈琲を飲み終わると、勘定をしてワタシが来た境内とは逆の方、バイクが並んでいる駐車場の方へ出ます。さっきごそごそしていた人は何をしていたのか?

答えは、これでした。

バイク寺
バイク寺

なるほど、ここに参詣されていたというわけですね……ってか、これさ。

本当に御利益あんの???w

ご住職、やりたい放題だな……とは思いました。でも、バイク好きの住職の元にライダーたちが集い、交通安全を祈る。これぞ宗教、というより信仰というものの本来の形かもしれないなと感じました。知らんけど。

いやしかしライダーたちよ、やっぱ本堂の方もちゃんとお参りしようぜ?(実際、バイクで登ってきて、カレー食ってそのままバイクで降りていった人もいたしな!)

野間の大ケヤキ(大阪府豊能郡能勢町)

というわけで、珈琲のおかげでえらく時間がかかってしまいましたが、本瀧寺をあとにして、あとは川西方面に抜けて帰るだけです。と思いましたが、寺を出て西に走るとすぐになにやらありそうな雰囲気を察知。様子をうかがってみると、どうやら大ケヤキ。ええ、とても大きなケヤキの木があるらしいです。

まあ、大した期待もせずにせっかくだからということで、ちょっと寄ってみることに。

何これスゴイ。

たぶん写真では伝わりにくいと思いますが、とにかくデカいです。

推定樹齢千年以上で、ケヤキとしては大阪府下では一番、全国でも4番目の大きさを誇るとのこと。元々この地にあった神社のご神木だったとのことですが、田舎とは言え人里ですから、やはりご神木でなければこれだけの長きにわたって在り続けるのは困難だったことでしょう。

ここは小さな公園としても整備されていて、ちょっと小休止するのにとてもオススメです。駐車場も無料で、ワタシが訪れた時には裏手にも臨時駐車場があり、充分な広さがあると思いました。(臨時と名前が付いていますが、常設っぽい雰囲気あり)

また、ここには大ケヤキの資料館もあり、ミュージアムショップ的なお店と併設されています。コンパクトな展示ながらも、興味深く見ることができ、ショップの品揃えの方も、地元の食材、素材で作られた産品がほとんどで、また地元サークルの方々が作られた木工品などもあり、見ているだけでも楽しめました。……が、ついつい見ているだけではガマンできず、ちょっとだけお買い物。

買ったのはトートバッグと能勢産唐辛子で作ったタバスコ。

トートバッグと能勢タバスコ

タバスコは、確かにタバスコなんですがやっぱり和風な感じ。辛さはなかなかです。トートバッグは家とクルマの往き来でちょっとしたバッグが欲しかったのでちょうど良かったです。ハンディクリーナーや、車内に放置しておきたくないスプレー類などを持ち運ぶのに使いたかったのですが、実際使ってみて丁度イイ感じ。

良い買い物をさせていただきました。

このあとは、大きめのダム湖がある一庫ダムを通って帰りましたが、今回は通過だけ。ただの朝活の割にここまでの道中、けっこう時間がかかりましたので。一庫ダムを越えると国道173号線、猪名川沿いに南下しますが、やはりこの道はけっこう交通量が多いので、ちょっと朝活気分にはなれませんね。もっともこの時点ですでに11時くらいでしたから、朝活と言うより普通にドライブですけれども。

まとめ

今回はちょっと長めの朝活を……ということで、あえて箕面の山のまわりを逆時計回りにぐるっと回りましたが、一応目的地に定めていた本瀧寺へは、箕面の山を越えていった方が早く行けます。

やっぱり一庫ダムからあとのルートが完全に街中で、けっこうクルマも多いところなので、ちょっと朝活気分に水を差されてしまいます。これ、もしかして逆回りで走った方が快適かもしれませんね。朝早いうちに、交通量が多い173号線を通過して山に入ってしまった方が恐らく全体的に快適な走行になりそう。また試してみます。

下に、今回を含め、今まで紹介したスポットなどをまとめたマップを掲載しています。超有名なスポットはほとんどなく、クルマでふと立ち寄るのに適したスポットが多いです。地味すぎて、遠方から来る人向けにはちょっと使えない感じですが、有名な観光地の喧噪に疲れた時の穴場探しにどうぞ。

それではまた。

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