CX-3とワタシ - 丹波篠山ドライブ

先日、ゴールデンウィークど真ん中にヨメと二人で丹波篠山へ行って参りました。

コロナ明けということもあり、各地の渋滞が厳しそうだったので、それを避けての日帰りドライブです。ほぼ下道で片道60㎞くらいですので、納車後ヨメを乗せてのまともな初ドライブとしては手頃かな?

大阪の自宅からだと高速はほんの一瞬、箕面有料道路(長ーいトンネルw)から新名神川西インターまで乗るだけです。午前早めに出発しましたが、川西から西、神戸方面は混み始めていたようで、ワタシたちは上手く渋滞をすり抜けることができました。

元々国道173号を通るなら、高速に乗る必要はありませんでしたが、せっかくの休日ドライブですのでよりのどかそうな猪名川沿いにあがってゆく県道12号線に入りたかったので、川西まで高速に乗ったのでした。

大阪 - 丹波篠山 ドライブコース
大阪 – 丹波篠山 ドライブコース

その後のドライブは快適そのもので、途中で「道の駅いながわ」に立ち寄り休憩しました。まあ、休憩が必要なほど走ってませんが、せっかくの道の駅ですからね。

良い意味でこじんまりとしていて、イイ感じ。施設の裏手には猪名川沿いの遊歩道もありくつろげる感じです。ここについたのは売店などがオープンする9時の少し前でしたが、農産物販売所なる施設の前だけは行列が。どうやら地元のお野菜なんかが販売されているらしいですが、朝から行列するほどの品質? それともお値段? なのでしょうか。どちらにしても地元の人たちかな? 道の駅ってなんなんでしょうねって最近思う。

さて、その後も延々まばらな交通量の中を快調に走ります。

こういう時はマニュアルモードにして、少しスポーティな走りも楽しみます。まだ納車から2週間ほどです。数百㎞は走っているとは言え、マニュアルモードを使ったのは恐らく数十㎞程度。まだシフトチェンジのタイミングが最適じゃないなと感じます。ゆっくりコイツのクセを理解して馴染んでゆきたいものですね。

そしてとうとう丹波篠山市の中心部に到着。

この観光地でもある市の中心地は、市営の駐車場が至る所に整備されていて、料金もとってもリーズナブル。一部無料のところもあるようですが、そうでなくても終日で200円~400円くらいと激安です。観光に最も便利な場所の大駐車場でも変わりません。観光客を迎えたいという気持ちを感じることができてとても素晴らしい。

多くの方は観光の目玉でもある篠山城跡にある広大な市営駐車場(下の画像の黄色丸のところ)を目指すと思われますが、ワタシは事前に調べて立町駐車場(下の画像の赤丸のところです)を目指します。散策したいエリアの中央部にあるので、人の流れを見つつどのように回ってもスムーズに戻れそうだったからです。

立町駐車場

ちなみにこの駐車場はすっごく地味。たぶん普通の個人が経営してる青空駐車場を借り上げてるとかじゃないのかな? 事前に調べておかないと、前を通っても市営駐車場だとは気付かない可能性が大。でも、いいんですよ、ここ。

帰る時に、自分が駐めた枠番の料金箱にお金を放り込むだけなんです。見たところ特に監視なんかもなさそうで、まさに善意に任せるスタイル。こういうのが存続できる街であり続けてほしいですね。

このあとゆっくり街を散策しましたが、昔の町並みの風情がほどよく残っていて、歩いていて退屈しなかったです。並ぶお店も商魂たくましいところももちろんありますが、普通のこじんまりとした商店も多くて気を遣わずに色んなお店を覗きながら楽しく散策することができました。

そんな良いことばかり言ってますが、昼食は大外れでした。店の建物や内装は古民家調でとてもステキでしたが、料理がね……。(どのお店かは言いませんよw)

でも、昼食後に入った昔ながらの喫茶店でいただいた黒豆珈琲がとても美味しかったので、勘弁してあげます。

まあ、このブログは観光ブログではないのであんまり観光地のことを細かく書くつもりはありません。あとは写真を中心にご覧くださいね。

篠山城跡・大書院(外観)

天守閣もないし、どうなんだろうねと思っていましたが、なかなか見応えがあった……というよりは、雰囲気が良い。歴史が刻んできた空気感がきちんと残されている感じ。

大書院(内部)

この大書院は平成になってから再建されたものなので、古い建物としての味わいはありませんが、建物自体も装飾も丁寧に造られていて、かえって当時の雰囲気を味わえているような気がしました。

その他

歴史美術館は、旧地方裁判所の建物が使われています。法廷では裁判官、被告、弁護士などそれぞれの席について写真を撮ることもできますよ!

お昼前あたりから、街の中心部はだいぶん人が増えてきましたが、少し外れたところにある「王地山まけきらい稲荷」はGWの午後だというのにほとんど人がいませんでした。小さな山の中の公園を散策しつつお参りすることができて結構良かったんですけどねぇ。伏見稲荷にはかないませんが、千本鳥居っぽい鳥居をくぐりながら参道を登っていくのもオツなものでした。

色んなお店にも入ったのですが、ワタシはお店の中で写真を撮るのはあまり好きではありませんので、写真もありません。

丹波篠山ドライブ全般の感想

全体的に、観光地として規模は大きくはないと思いますが、歩き回るのにはちょうど良い感じでした。街全体から観光客を暖かく迎え入れようという空気感を感じることができて、とても気持ちの良い一日になりました。街の雰囲気も古き良き小都市のたたずまいです。それは単に町並みが町家っぽい建物が並んでいるというだけではなく、その町並みを構成するお店もそういう雰囲気にマッチするところが多かったのがステキでした。

なんというか「小旅行」という言葉がとてもぴったりハマる街でした。

ドライブの目的地としても、大阪、神戸、京都のどこからでも交通量の少ない田舎道を走ってくることができますし(田舎道と言っても道路自体は広々とした国道や高速がしっかり通っていますよ)、泊まりがけなら中心部以外にも足を伸ばしたり、丹波や三田、亀岡あたりと合わせて回っても良いかも知れませんね。いずれにせよなかなかグッドだと思います。

冒頭に書いたとおり、丹波篠山市は市営の駐車場をたくさん備えてあなたを待ってくれています! 京阪神あたりにお住まいのあなた、休日のドライブにいかがですか?

以上、丹波篠山ドライブレポートでした。

それではまた。

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