CX-3とワタシ - 絶賛仕事中! 2023年8月 立ち寄り記録簿

どうもこんにちは。

相変わらずお仕事に励むワタシですが、8月はさすがに暑すぎて、いつもより事務所で涼んでせっせと働くことが多かったような気がします。それでもアポイントとアポイントの間を埋めるべく、いくつかのスポットに立ち寄りましたので、ご報告いたしましょう。

県営都市公園木戸湖岸緑地(滋賀県大津市)

いきなりマイナーなスポットから始まりました。大津とは言っても琵琶湖大橋よりもだいぶん北、志賀駅やびわ湖バレイの近くの湖岸の公園になります。

言ってしまえば、普通の琵琶湖岸です。でも、そういう普通の、閑かな湖岸が貴重なのは夏だから。夏休み中の琵琶湖なんて、水泳場とかキャンプ場とか人ゴミでいっぱいですからね。お仕事の途中にクルマで立ち寄って、湖際でのんびり出来るなんてとても贅沢なお話しなのです。

こちらは無料の駐車場もあって、トイレや屋根付きの東屋もあってのんびり休憩するには最適です。釣り人が多いという情報もありましたが、とりあえずワタシが伺った時は親子が水遊びしていたりするくらいで静かなものでした……おっと、こんなのもいましたねw

屋根の下にテント張るくらいなら宿に泊まんなさいw

人も少なかったから別にいいけど、東屋をテントで占拠するのはどうかと思うなぁ。そんなのでアウトドア派とか言われても困っちゃうぜ。まあ、中にいたのが女の子だったから許しちゃうけどね。

このあたりの浜辺は、ある程度北にあるだけにけっこう水が澄んでいます。お天気は今ひとつでしたが、それでも波と戯れて次のアポイントに向けての英気を養ったのでした。

道の駅 藤樹の里あどがわ(滋賀県高島市安曇川町)

安曇川流域に栄えるのが高島の町ですが、ここにはみっつも道の駅があります。一番湖岸に近いのは「しんあさひ風車村」というところですが、どうもバーベキューやらキャンプやらの施設と兼ねたような感じだったので華麗にスルーです。どうやら道の駅としては評判悪いみたいですね。

というわけで、まず立ち寄ったのは市街の中心地にあるっぽいこちら「道の駅 藤樹の里あどがわ」です。湖西を南北に走る幹線道路、国道161号線脇にあり、他のスーパーや飲食店、ホームセンターなどと一緒に並んでいる感じです。ひと言で言うなら便利だけど風情はないw

でも、ドライブインとしては便利で、コンビニも併設されていますし、ショップも広くて内容充実、さらに飲食店もお手軽系の定食屋さんと、高級系の近江牛料理の店が併設されています。道の駅巡りが旅の目的のひとつという人は楽しめそうですね。

まあ、ワタシは人で賑わっているところはあんまりですので、鯖寿司を買ったものの、ここで食事する気にはなれなかったので、もう一件の道の駅に向かいました。(いやもう、この日は仕事終わったし!)

道の駅 くつき新本陣(滋賀県高島市朽木)

さっきと同じ高島市ではありますが、安曇川に沿って山に入り、京都市内から八瀬を経由し若狭へと至る国道367号線沿いにある、こじんまりとした道の駅です。ワタシは仕事のついでですので平日の訪問で、けっこう空いていましたが、場所的にも週末や行楽シーズンなどは賑わいそうですね。毎週日曜などは朝市もやっているみたいです。

なかなかの食べごたえ、鯖寿司

ワタシはさっきの道の駅で鯖寿司を買ってきたので、ここの駐車場でいただきましたが、身が厚く、脂もそれなりには乗っている、値段の割には良い鯖寿司でした。京都市内で買ったら1,000円くらい取られるかなと思いました。この道の駅の2Fのお食事処ではバイキングを提供しているとのことでしたが、今回は鯖寿司のみで。

ショップもこじんまりとしたもので、正直なところ、しっかり地元産品を買いたいのならさっきの藤樹の里あどがわの方が数倍品揃えが豊富です。でも、こういうアットホームな道の駅やドライブインではよくありますが、地元の食材以外にも地元の人たちが造った工芸品なんかも並んでいて、楽しく拝見させていただき、ヨメへの土産にお野菜を少々いただきました。

白鬚神社(滋賀県高島市鵜川)

琵琶湖に浮かぶ鳥居が有名な白鬚神社にも立ち寄りました。南北どちらから来ても、この鳥居が見えるので場所はわかりやすいですね。その鳥居から見て道路を挟んだ反対側が神社本体で、無料駐車場もそこにあります。

上のストリートビューをご覧いただければわかるとおり、前の道がけっこう交通量がある国道161号線かつ片側一車線なので、観光シーズンなど、駐車場が混んでいる時はスムーズに入れないかもしれませんね。

境内の駐車場の様子

とりあえずクルマを駐め、鳥居の写真を撮ります。

残念ながら、国道を渡って鳥居側に行かないよう案内されていますので、神社境内側からの撮影です。ただ、境内側に鳥居観賞用のステージが設置してありますので、一応それなりに鑑賞することは出来ます。上の三枚目の写真はそのステージから撮影したものになります。横断禁止は自主的な規制だと思いますので、渡っても交通違反にはならないかもですが、事故がたくさん起こっているゆえのことだそうですから、渡らないようにしましょうね。

なかなかステキな風景でしたが、鳥居の向こう側にマリンスポーツ組がたむろしていたのが超ウザかったですw お前ら邪魔になるってわからんのかw だから嫌われるんですよ。

それはさておき、この神社。有名なのはこの鳥居なのですが、神社本体が思いのほか見応えがありました。駐車場のすぐそばに拝殿、本殿がありますが、その他に内陸側の階段を上った先に、小さな社がいくつも並んでいます。これらの社はまとめて「上の宮」と呼ばれていますが、伊勢両宮(天照皇大神宮・豊受大神宮)・八幡三社(加茂・八幡・高良)・天満神社・波除稲荷社・岩戸社と、寿老神社・弁財天社の実に10柱のお社が並んでいます。もう、他の神社にお参りする必要無いんじゃない? と思わせてくれる豪華メンバーです。

特に目に付いたのは一番奥にある「岩戸社」です。

なんとなく位置的にも雰囲気的にも異質に感じていましたが、あとで調べてみると、この社はそのまま古墳の石室につながっているとのこと。また、このあたりには他にも古墳が散在しており白髭神社古墳群と呼ばれているようです。

岩戸社

詳細はここでは書きませんが、どうにもこうにもここがこの神社の核であるような気がしてなりません。ですがワタシが見ていた限り、この神社に立ち寄った方の中でこの上の宮まで行かれている方は1割以下くらいでした。たまたまそういうタイミングだったのかもしれませんが、とてももったいないなぁと感じることしきりでした。

ここに限らず、神社関係は拝殿が一番目立ちますが、その後ろにある本殿や、奥まったところにある社などが真の見どころだったりすることが多いですので、みなさまもお見逃しなきよう。

徳林庵から毘沙門堂、双林院へ(京都市山科区)

京都市ではありますが、中心地からはひと山越える山科区。京都市と大津をつなぐ2つの幹線道路、国道1号線と三条通はいつも混雑していて雑然とした雰囲気ですが、三条通の北を並行して走る旧三条通に行くと、古い町並み……とは言いませんが、ところどころに歴史を感じられるスポットが残っています。

徳林庵(京都市山科区)

まずはその旧三条沿いにある徳林庵から。

このお寺の名前をご存じの方は、地元の人を除けばあまりいらっしゃらないかもしれませんね。でも、実はあることで有名なのです。ちなみに旧三条というといわゆる東海道五十三次の大津-京都三条を結ぶルートでもありますが、はるか昔、平家の世に後白河天皇の勅命により、平清盛が疫病退散のために京都の街道口6カ所にそれぞれ六角堂を建て、六体の地蔵菩薩像を一体ずつ分置して以来今に続く京都六地蔵の寺のひとつがこの徳林庵なのです。

街道沿い、特に塀などもなくいきなりこの地蔵堂が現れます。そこにはベンチなども置かれ、日中はご近所の方々の憩いの場所にもなっている雰囲気です。

そしてこの徳林庵から少し西に行くと北に入っていく道があります。これを上がってゆくと山科疎水を越え、程なく山の中へと入っていく道になります。このあたりは京都市民でもなじみのない方が多いかもしれません。もっともお寺巡りが好きな方でしたらよくご存じの毘沙門堂がありますのでそれほど「知る人ぞ知る」というワケでもありませんが。

毘沙門堂(京都市山科区)

そんな毘沙門堂に寄りました。駐車場は参拝者用の無料駐車場があります。

駐車場あるよー

ここは桜や紅葉で有名なお寺さんで、特に秋の紅葉が路を赤く染める敷き紅葉が有名ですね。ですから8月・夏真っ盛りの今は完全にシーズンオフなのでしょう。誰もいません。でもワタシは人でごった返している中の絶景より、静かで並の景色の方が好きなのでちょうど良いです。もちろん並と言っても、緑が目に鮮やかさと、お堂を彩る朱色がステキなコントラストです。

ちなみに正式には「毘沙門堂門跡」と呼びますが、門跡とは皇族・公家が住職を務める特定の寺院とのことで、毘沙門堂の場合は後西天皇の皇子・公弁法親王が入寺したことにより門跡寺院となり、現在天台宗京都五箇室門跡のひとつとされているようです。

双林院(京都市山科区)

そんな毘沙門堂の脇からさらにもう少し山に入ったところにひっそり建っているのがこちら、双林院です。毘沙門堂の塔頭寺院(ざっくり言うと院内寺院のような感じ)として設立され、ご本尊は「大聖歓喜天」というヒンドゥーのガネーシャ神と同様の起源を持つとされる神様で、象頭人身の二体が向き合って抱擁している像であるようです。ただしこの像は秘仏であり公開されていません。

そんなちょっと風変わりなお寺で、歴史背景的にも普通と言えば普通なのですが、とてもステキなお寺でした。境内は狭く、山の木々を切り拓いたような場所にお堂が密集して建っている感じです。普通なら窮屈そうだと思いそうなものですが、生命が満ちあふれる山の景色の片隅を借りているような佇まいに、つつましさと共にすがすがしさを感じました。

まとめ

お仕事中の立ち寄り記録なのですが、実際滞在時間が一番長い京都市内の話題が出てきませんねw

これでも一応、ホントに仕事中なので、やっぱり大規模な観光スポットにはなかなか行けませんね。無理矢理行ってもどこも駐車も入場も有料だったりしますから、さすがにのんびりいける時じゃないともったいないですからね。ってか、混んでるのキライw 京都市内はインバウンドでダメですわw

でも、その代わりけっこうマイナーだけど見応えある場所も多くなってきたので、それはそれでニーズはあるのかもしれないと思い込んでおきます。

というわけで、今回含め、過去に紹介した各種スポットをまとめたGoogleマイマップを掲載しておきますので、変わったスポットを探したい時に見てみてくださいませ。CX-3で行った先ばかりですので、クルマで行って駐車できる場所が集まっているということでもあります。

それでは、引き続き楽しいCX-3ライフを送りたいと思います。みなさんも一緒にCX-3ライフを送りませんか?

ではまた。

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