こんにちは。FLIPPYです。
一族総出で本屋を経営しているにもかかわらず、ブログ更新が実におろそかな感じです。
ここしばらくは、Naominと一緒に探偵リヒトシリーズ最新作の打ち合わせに頭をひねり続けておりました。
ガゴ少女のNANAも自分のお店であるNANA’s HomeCenterの商品開発と店舗改造に取り組んでいたようです。
一族の代表、長兄FLIPは暇を見つけては沼ドラに乗って出かけていったと思うと、灰色のローブを着て泣きながら帰ってくる毎日。何をしているのでしょうか?
で、肝心の探偵Lichtは……相変わらず釣りが好きです。
こんな感じで、特に新刊の構想と準備に集中しておりまして、ブログの更新どころではない日々でした。
が……ようやく、泥沼な編集会議も終わりを告げ、執筆担当のNaominが始動しました。今回は趣向を変えて、色々取材をしながら仮の書斎を作ってはそこで執筆に勤しんでいるようですね。
ご丁寧に青本に差し入れ希望の旨を書いてるようで、応援してくださるファンの方々が……いえ、ちがいますね。かわいそうに思ったヘイブンの豪商と、あしながお兄さんがクッキーや鞄いっぱいのバナナをくださったようです! 糖分を脳細胞に直接補給したNaominは良いペースで筆を進めることができました。ありがとうございます。
しかしそれでも次第にストレスがたまってくるのか、時折豪商の元へちょっかいをかけに行っていたようです。しかし、豪商の口からワタシに対するお褒めの言葉が飛び出しますが、気に入らない模様です。
へ……編集部員って。
いやまあ、間違いではありませんが。
あまりの言葉に豪商さまはさらなるフォローをすべく、ワタシのことを有能とおっしゃってくださるのですが、それがよりいっそうNaominの逆鱗に触れてしまったようです。
そ……創造性に欠けます……か。……そうですか。編集作業も……大変なんですがね?
うーむ。しかし、作品執筆中の作家には逆らえません。
しばらくはいわせておきましょう。
とまあ、こんな感じでただいま新作執筆中でございますが、そんな過酷な状況の中でも嬉しいことはあるもので。
Naominが街を歩いておりますと、結構いろんな方にお声をかけていただけるようです。ネタは抜きにして、ワタシもいろんな方に応援の声をいただき、大変大きなパワーをいただいておりますが。Naominの場合、ちと様子が違いますようで……。
このSSを撮ったときは、まだ秘書面なんぞいたしまして、余裕がありました。しかし写真下の白いお方がありがたいことに、作品を読んでNaominをとっても気に入ってくださっているようで……とっても狂乱してくださいます。時は週末の夜。実際無名に違いないNaominの名前をあちらこちらで触れ回ってくださいます。サインに記念撮影にと、さすがのNaominもかなり照れくさい様子。
でも、家に帰ってきてワタクシ達に、顔を上気させてそのときの様子を語るNaominは最高に嬉しそうでした。
本当にありがとうございました。
どうもこのあと、白い彼女や同行していた女性のご自宅にも招待していただいたりして、色々お話もしたようですね。むさ苦しい探偵事務所で働くようになって、こういう交友が少なかったのかもしれません。
どうかこれからも、Naominのことをよろしくお願いいたします。
そんなわけで、現在執筆も中盤にさしかかっております。
完成までまだしばしのお時間をいただきますが、それまでは……
「探偵リヒトの事件簿 第1巻~第5巻」
および
ワタシが執筆いたしました「BRITANNIA 孤島大辞典」
をお楽しみください!
……え? 全部読んだ?
それではとっておきの情報を……。
今度の最新作を楽しむために……ぜひもう一度「探偵リヒトの事件簿 第一巻 -探偵リヒト-」を再読しておいてください。よりいっそう新作がお楽しみいただけると思います。
それではまたお会いいたしましょう!