探偵リヒトの事件簿02 「輝く花と暗い部屋」 -Glistening Flower-

2008年2月11日 初版
2011年3月21日 復刻版

緑本 5冊 + まえがき・あとがき・登場人物紹介 各1冊 + 現場検証用ルーンブック
価格:上記のセットで 5,000gp
※ 緑本は1冊100ページ

Table of Contents

あらすじ

ダンジョンの奥底で発見された光る花を持つという新種の盆栽。
その盆栽が首都Britainに住むMarieの家から盗み出されるという事件が発生。しかも女主人Marieも事件現場で殴られて負傷したという。

まだまだヒマなLicht&FLIP Detective Officeにこの事件の解決の依頼がもたらされた。さっそくLichtとNaominは事件現場へと急行する。

犯人は被害者の身近な3人の内の誰かの犯行。しかし、そのうち二人にはアリバイが。しかしLichtは現場であるものを発見する。その「もの」が提示する不可解な謎とは?

立ち読み! – プロローグ&Chapter1を読む –

解説

探偵リヒトの事件簿の第2作です。

1作目でさんざんなじられ、命名された、別名「あなたのセキュアを圧迫します」シリーズです。(2011年刊行の復刻版はガゴ緑本導入に付き本編5冊とコンパクトに……? なってるのです?)今回もその名に恥じぬ、長いものとなってしまいました。これでも短くしようと努力はしたのですが……努力が報われないことってあるものですね? しかも、その努力の結果、かえって情景の描写などが雑になってしまい、多少読みにくくなってしまったのではないか? という懸念もございます。

それでも、構想から執筆に取りかかるまでに約3週間を要しただけに、中心となる登場人物も増え、多少は謎解きを楽しんでいただけるものにな……なっていると信じたい!

なお、できれば1作目から読んでいただいた方が楽しめるとは思いますが、物語としては独立しておりますので1作目を読まれていない方もご安心ください。
また、今回からはルーンブックではなくルーンそのものをつけることにしました。ルーンブックに入れていると、ルーンの文字が途中で切れてしまうので……。
そして、前回ご要望があった登場人物表も赤本でご用意いたしました。読むときは、本編の横にこの本を広げておいていただくと、わかりやすいのではないかと思います。