どうもこんにちは。
このサイトは現在、ほぼCX-3大好きサイトとして運営しておりますが、ある程度はマツダ全体の話題も拾っていこうと思います。決してネタ切れではない。そう、断じて。
というわけで、マツダのフラッグシップセダンであるMAZDA6が販売終了とのこと。
個人的にそれほど思い入れのあるクルマではないものの、CX-3にひと目ぼれしてマツダ車に興味を持ってからは街往くMAZDA6を見るたびに「さすがマツダはセダンもステキだねぃ」と感じていました。
それでも売れ行き的には確かに末期的状況のようで、ここ最近はセダンタイプだと月100台を切ることも多く、ワゴンタイプと合わせても月200台前後をウロウロしている感じです。確かに数字だけで判断すると終了もやむなしではあるのですが……なんかこう、しっくりはきません。
ニュースリリースでも「セダンはMAZDA3が、ワゴンはCXシリーズがその役割を引き継ぎ」とされているのですが……ワゴンは確かにもう業務用以外ではニッチになりすぎていますし、業務用ではOEMながらファミリアバンがありますからわからなくもありません(とか思ってたらダイハツ問題で販売停止ですw)が、セダンはちょっと違うような気がするな~と素人考え。
街を見ていても、セダンタイプのクルマがそんなに珍しいかというと、そうでもないんですよね。結構走ってる。ただ、リーズナブルな価格帯のクルマになると軽やコンパクトが圧倒的ですし、やはり街中で見かけるセダンって高級寄りな気がするんですよね。国産ではレクサス、クラウン、そしてBMW、ベンツなどの輸入車とか。
国産車でリーズナブルな価格帯のセダンといったらトヨタのプリウス、カムリ、カローラあたりが代表格でしょうか。(プリウスとかはセダンじゃないという意見もあるようですが)さすがはトヨタといったところですが、これはやっぱりネームバリューと広くビジネスユースの需要を掴んでいるからこそのような気がします。
そこへ行くと、MAZDA3のセダンはやはりちょっと弱いなぁという感じ。実際に売れ行き的にもセダンタイプはMAZDA6よりはマシだという程度。デザインの素晴らしさにしばしば言及される車種ながら、それもやっぱりハッチバックタイプに偏っているように思われます。
ほぼ同角度で見比べてみましょうか。
こうして見ると確かに似ていますねw
ただ、実際に目にすると印象は大きく異なります。サイズが違うからですね。
幅は5センチほどしか変わりませんが、全長が20センチほども異なります。(もちろんMAZDA6の方が大きいです)そこへきてデザイン的に、MAZDA3の方が最新の魂動デザインらしくスマートな造形であるため、よりMAZDA6の方が大きく、迫力があるように見えるのです。500万円超の他メーカーセダンと並べても結構遜色ない感じ。1000万円クラスと並べるとさすがにちょっと厳しいですけど、やはりマツダらしく、値段の割に上質です。
前述の通り、最近のセダンは高級路線中心ですし、その上なぜか迫力重視ですよね。グリルなんかを見るとよくわかりますが、ベンツもBMWもレクサスもみんな揃って品がない迫力のあるお顔ですことw この書き方でおわかりの通り、ワタシはそういうのは大嫌いなのですが、流行は流行です。(別に高級車が嫌いなのではありません。以前のベンツやBMWは品格があって好きでしたし)
そうするとまだ3のセダンよりは6の方が時代には合っているようにも思えるので、MAZDA3セダンがMAZDA6セダンを引き継ぐっていうのはちょっと無理があり過ぎるような気がするのです。
もっとも、実際にMAZDA6の販売台数を向上させようとすると、何らかのテコ入れ(マイナーチェンジなど)が必須になるでしょうし現状ではそこまで力は入れられないのかもしれません。でも、高級路線を目指すマツダならフラッグシップと呼べるセダンのひとつくらいは持っておいてほしかったとも思います。
とにかく
- MAZDA6の国内向け生産は2024年4月中旬あたり
- ただし、予定生産台数に達した段階で受注終了
とのことですよ!
最後の特需で受注終了が早まる可能性もありますから、手に入れたい方はお早めに!
まあ、社長も替わって色々効率化を図る流れなのは仕方がないとは思いますけど。でもその割には、マツダはSUVラージ商品群に力を入れている現状ながら、CX-60がスタートダッシュこそ良かったものの悪評に悩まされその後急降下。それでなくても70、80、90と、マニアックな人以外はよくわからない状況になってきているのにその出だしの60で大コケしちゃって大丈夫なんかと。ここは我らがCX-3ちゃんの革新的なフルモデルチェンジ版がマツダを救うことを期待いたしましょう!
いやまあさすがにそんなことを言っているのは日本広しといえどもこのサイトだけでしょうけど……しかし、ワタシはそんな未来を夢見るのです。いいじゃない。好きなんだから。
それではまた。