困ったちゃんだよ CX-3 - 其の壱

どうもこんにちは。

CX-3納車から4ヶ月半、走行距離は6,000kmを超えました。ちょっと距離は抑えようかなとも考えている今日この頃です。

これだけ走るとさすがに長所ばかりではなく短所も見えてきます。溺愛はしているものの、短所に目をつむるのは良くありません。それは本当の愛ではないからです。愛するがこそ力を合わせて短所を克服しなければならないのです。

少々キモいモードに入りそうでしたので、気を取り直しまして。

実際のところ、クルマとしての基本的な部分 ―― 走りや乗り心地などについては、もちろんクセはありますが相変わらず全く文句はないですし、今回はそういうクルマの評価的なことではなく、「これちょっと不便だよね~」という点を挙げて、それに対する対処やスタンスを書いていこうということです。けなすのが目的ではなく、克服するのが目的なのです。

というわけで、まずは現状「不便だなぁ」「ちょっとこれなんとかならないかなぁ」と思っている点を挙げてみたいと思います。

CX-3 困ったちゃんポイント一覧

  • MRCC(クルコン)作動時、足の置き場に困る
  • 洗車後や雨の後しっかり拭き上げしても、そのあと窓を開け閉めするとまた濡れて、そのまま乾くと汚れてしまう(水切り部分が濡れているからだと思いますが、乾くのにかなり時間がかかる印象なのです)
  • クルマを降りてボンネット側から助手席側に回るとオートロックが作動して鍵が閉まってしまう(オートロック機能がONの場合)
  • 複数のスマホとマツコネの連携(同時待ち受けが出来ないなど)
  • 助手席に人を乗せてる時のドリンク置き場に困る

なんというか、どうでもよさげなことばかりですね……。まあまた思いついたら追記しますが、ホントにこんなことくらいしか不満がないのですよ。とりあえず具体的に解決策を考えないといけないのは最後のふたつだけでしょう。とりあえず今回は三つ目までをちゃちゃっと解決しておきましょうか。

MRCC作動時の足の置き場がない問題 - 右足安住の地を探して

この記事でも書いているのですが、オルガンペダルは走りを楽しむ分には最高だと思いますが、床から生えているので、その分床を占有してしまいます。

普通の運転中はアクセルかブレーキに足があるので全く不都合はないのですが、MRCC作動時は出来れば足がリラックスできる位置に置いておきたいものです。本来ならアクセルの下あたりが適当かと思うのですが、オルガンペダルだとその位置が塞がっているのですね。もちろん常にブレーキは踏める状態にしておかないといけませんからブレーキの下に足を置いておくのは危険でしょう。

オルガンペダルにはある程度の反力があるので、通常のポジションのまま、ペダルにそっと足を乗せておくことも可能ではあります。でも少しでも力がかかるとアクセルを踏んでしまうことになるので、半分無意識でもすねあたりの筋肉がずっと緊張している感じになってしまいます。

通常ポジションだと不意にアクセルを踏んでしまいやすい

ならば違う場所を探そうと、足をごそごそ動かしてみると……あるじゃありませんか! ブレーキペダルの下がぽっかりと。というわけでそこに足を突っ込んでみます。

いざという時、つま先が引っかかって死ねます

確かに足は楽なのですが、とっさにブレーキを踏もうとするとつま先が引っかかります。クルコンの信頼性がどれほど高いのかはわかりませんが、ワタシはマツダに限らずクルコンというものに絶大な信頼を……まったく寄せておりません。いざという時に頼れるのはこの黄金の右足だけなのです。と言うわけでこの位置は却下。(開発者の人、ゴメン)

ちなみにつま先が引っかからないところまで足全体を後ろに下げると、さっきよりはスムーズにブレーキを踏むことは出来ます。ただ、足を前に蹴り出すようにしてブレーキを踏みに行くので、ホントの緊急時なら踏めますが、スムーズかつスマートな動きではありませんね。足は楽なので、完全に安定的な巡航中に足を休めるためにこの位置に置くこともあります。

そんなわけで、この位置を試します。

通常よりもかかとの位置を少し後ろにずらして、足がオルガンペダルの根元の方にしかかからない位置です。

  • 意識してつま先を上げなくても、意に反してアクセルを踏んでしまう心配が少ない
  • つま先が上がっている量が少ないので、足の疲れも最小限ですむ
  • 普段と同じように、かかと支点で足を回してブレーキを踏むことが出来る

以上のようなメリットがあるので、採用です。ただし、量が少ないとは言え、ずっとつま先が上がった状態にはなりますから、長時間のドライブの時などは適度にフロアに足を下ろしてリラックスさせています。インターチェンジとか合流の近くとか、交通量が多い時なんかにはしませんけどね。

窓の水切り部分がなかなか乾かない問題

雨の後はまあ仕方ないと思うのですが、洗車してまさに今窓をピカピカにしたという直後はむなしさを感じますね。キレイになったクルマで爽やかに走り出し、外の空気を感じようと何気なく窓を開け、そして閉めると窓がビチャビチャに……。そのまま走って窓が乾くとしっかり水滴の跡が残ります。

解決策は……ないねw こまめに拭くしかなさそうですw

オートロックのセンサーが狭い問題

たぶんデフォルトではオフになっているオートロック機能です。(ワタシはオフでした)

エンジンを切ってクルマから離れると自動的にドアロックされるのでとても便利な機能です。要は鍵を持っている運転者がセンサーから外れるとロックがかかる仕組みなんだろうと思いますが、そのセンサーがクルマの前側に無いみたいです。

後ろ側は大丈夫ですので、トランクを開けに行ってもオートロックは作動しません。ところが助手席側に回る時が問題です。後ろから回ると良いのですが、前(ボンネット側)から回るともれなくオートロックがかかってもう一度解錠することになります。ちなみにけっこう急いで行っても間に合いませんw

あと、洗車している時もボンネット側に回るとすぐにオートロックしてしまい、サイドミラーがたたまれてしまうのでちょっと面倒な感じです。

根本的な解決はマツダの商品改良でもなければどうしようもないのでムリですが、とりあえず以下のように運用しています。

  • 助手席側に移動する時は意識して後ろから回る
    • 慣れればどうってことないです。たまにスペース的な問題で前から回ってロックかかりますが、たまのことで、しかもわかっていることなので、やっぱりどうってことありません
  • 洗車時については、ロックがかかることよりもサイドミラーがたたまれるのが問題なので、サイドミラーの自動格納をOFFにしておけばOKですね。ボタンひとつですから手間もかかりませんし。あと、短時間のプチ洗車の時はエンジンをかけたままにしておいてもいいですね
写真載せるほどのこともありませんが……

なんというか、ゴメン

「だからなんなんだよ」といった内容になってしまいました。ゴメンナサイ。

一応不便を感じている点としてピックアップはしましたが、画期的な解決策とかがなさそうなものを先に片付けちゃった感じです。

それにしても、クルコン作動時の足の置き場については考えさせられますね。運転を楽しむならオルガンペダルだけど、自動運転っぽいものとは相性は良くない。これから世の中がもっと「自動で楽ちん」方向に向かった時、人馬一体のマツダはどうするのでしょうか? オルガンペダルを捨てるのでしょうか?

もちろんペダルだけの問題ではなく、大雑把に言うと自動化の流れと、マツダが走りにおいてこだわっているものって全体的に相性悪いんですよね。マニュアル車や多段ATよりCVT(無段変速)やトランスミッション不要のEVの方が自動運転はスムーズでしょう。運転席まわりもドライバーの操作最優先のコクピット然としたものより娯楽空間的なハイテク近未来的デザインの方が流行でしょう。そんな中でマツダがどのように進んでゆくのかが興味深いところですね。

それはともかく、困ったちゃんポイントの四つ目と五つ目は具体的な解決策を考えようとかなり頭をひねっておりますので、シリーズの次の記事をお楽しみに。

ではまた。

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