UoC 第７調査班ニュース 08 – アマー帝国に関する文献調査進捗

皆さま、ごきげんよう。

University of Caille 人類学部第７調査班首席研究員のSaaren Arma（サーレン・アルマ）です。

この度、アマー帝国に関する基礎的にして網羅的な文献の翻訳など、数点の文献を公開させていただきました。

アマー帝国といえば太古の昔より奴隷制を核として栄えてきた国家であり、特に自由を重んじる私たちガレンテ人にとっては受け入れがたい存在であることは確かです。長きにわたり奴隷として辛酸を味わってきたミンマター人をはじめとする、数多くの種族にとっては言う間でもありません。

しかし、アマー・プライム（原名 Athra）を発祥とするこの帝国が、西暦16470年に建国されて以来、7000年近くも単一の帝国として存続し続けているという事実は紛れもない真実です。このことは、人類学研究者として、単なる悪として切り捨てるべきではないと私は考えます。

良い面、悪い面を冷静に分析することで、人類のさらなる発展と明るい未来のための何らかのヒントを見つけ出すこともできるかもしれないのですから。

そこで、まずは広く皆さまに、アマー帝国についての基礎知識をおさらいしていただくのに最適の文献を翻訳し、公開させていただきます。この文献は、帝国建国から現在に至るまでの歴史だけでなく、人種、政治、文化や宗教、それに最近の注目すべき人物まで概要が網羅されているため、一般の方がこの国についての全体図を把握するのにきっとお役に立つことでしょう。

Amarr – アマー

また、それに付随するいくつかの文献も同時公開いたしますので、ぜひ皆さまにご覧いただきたいと思います。もちろん関連の文献については今後も随時公開させていただきますのでお楽しみになさってくださいませ。

NEW EDEN 人類学大事典追加文献

アマー関連

その他

Achuran Songbird – アチュランソングバード

第7調査班クロニクル書庫追加文献

Gallente-Caldari War [1] : The Early Days – ガレンテ・カルダリ戦争 – 開戦前夜

なお、上記の網羅的文献について、ガレンテ連邦版はすでに公開中です。まだご覧になっていない方はこちらも合わせてご覧くださいませ。

Gallente – ガレンテ

UoC News 後記

最近は、研究室内での翻訳作業に集中しつつ、CSM選挙の翻訳プロジェクトのサポートもしていたので、そろそろ現地調査に向かいたい気持ちが強くなってきました。ガレンテ人としても「連邦の日」のお祭りでテンションが高くなってきていたのでちょうどいい……と思っていたのですが、どうも四大帝国間の外交問題が深刻化しているようですね。

このような時に、非戦闘員である私がアマー宙域の現地調査に赴くというのは不安ではあります。でも元々不安定なNEW EDENです。手をこまねいていては、人類学という大きな樹に実がなることはないでしょう。皆さまに興味深い調査報告をお届けできるように精進したいと思います。

当調査班においては基本的に独自の方針に従って翻訳・編纂を進めておりますが、ご利用の皆さまのご要望も承っております。早めの翻訳をご希望される資料や、興味のある研究対象などございましたらご遠慮なく、私、Saaren Armaの代理人広報窓口並びに、この記事へのコメントなどを通じてお申し出くださいませ。我々のリソースの及ぶ限り、前向きな対応をさせていただきます。

それでは今日はこの辺で。
皆さまのご利用に感謝申し上げます。

University of Caille 人類学部第７調査班
首席研究員 Saaren Arma