【号外】立川こしらさん&立川志ら乃さん 真打昇進披露パーティ

夏を過ぎる頃、思い出したように更新される、この立川こしら京都落語会特設サイトですが。

このたび東京會舘にて行われました「立川こしら 立川志ら乃 真打昇進披露」に参加させていただきましたので、簡単にご報告をさせていただきたく、今回の更新と相成りました。

空気を読まないワタクシですから、受付開始5:30のところ、5:00前には受付前で陣取ります。

前座さん、二つ目さん達がかいがいしく行ったり来たり。

明らかに邪魔です。

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でも気にせず、お声をかけて撮らせていただいたのがこれ。

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下に「KOUZA GAESHI」とありますので、先日の大阪ハードロックカフェで行われた会の主催者さんからの贈りものなのでしょう。京都落語会からも贈ったら良かった……と思わないでもありませんでしたが、ワタクシにそんな余力はございません。受付逆サイドに志ら乃さんの幕も貼られておりましたが、それでなくても皆さんバタバタされているところ、撮影のために場所を空けてくださったので、ちょっと撮影は遠慮いたしました。

で、そんな最中、うろつく今日の主役、立川こしらを発見。

しかし、あまりに普段通りのだらしない私服姿だったため、写真はここには出しませんw

とまあ、そんなこんなで受付も始まり、続々とお客様が詰めかけます。こしらさん側の芳名帳のトップで行こうと思ったのですが、ここでもやはり慎み深いワタクシは、こしら応援団の第一人者であるアメ順先生(信楽順三先生)が受付を済まされるのを待って2番手で名前を書かせていただきました。

そうこうしているうちに、こしらさんもびしっと決めて登場です。

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緊張感がまるでありません。

後ろには各所からのお花も並びますが、もちろんその中にはワタクシの名も!

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入口に最も近い位置、談志役場さまのお隣に!

ちなみにこれは、ワタシがこしらさんと知り合うきっかけになったラジオ「こしらにフルな」パーソナリティの声優、古原奈々さんに便乗させていただいただけでございます。注文も祝い文句もすべて古原さんにお任せの上、今日現在、うっかりしていてまだ古原さんにお金を払っていないという素晴らしい状態でございます。

で、お待ちかねの会場ですが。

その前に。

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来場者を迎えるお三方。志らく師匠、こしらさん、志ら乃さん。

こしらさんぼけてるけどまあいいや。

志ら乃さん、良いお顔されています。これは真摯に取り組んできた方のお顔です。

で、あらためて会場。

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デカイ!

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デカイよ!

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どどーん!

すげぇ! すげぇよ! こしらさん! 志ら乃さん!

というわけで、談笑師匠の暖かい司会で会の幕が開きました。

ワタクシの席、舞台の真横だったので、あまり良い写真は撮れておりませんが……。

早速、志らく師匠、こしらさん、志ら乃さんが壇上に並び、真打認定証の授与式。

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お二人の真打昇進となるまでの道のりを交えつつ授与が行われます。

真打ちトライアルで、お客さんの支持をもっとも集めて真打を決めたこしらさんはもちろんすごいけれど、やはりそこに至るまで、もっと以前から真打昇進を視野に入れて挑み続けてきた志ら乃さんの存在があってこその、このタイミングでの昇進でしょう。

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でも、あくまでいつものノリで、軽く、ひたすら軽く認定証を高々と掲げて観客にアピールの立川こしら。

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それに引き替え、まさに「拝受」という言葉がぴったりの志ら乃さん。

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さわやかすぎてまったく信用できない笑顔は今日も健在です。

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ここでもやはり、志ら乃さんの笑顔が素晴らしすぎる。

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こしらさん認定証 『勝手にしろ』

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志ら乃さん認定証 『談志のDNAを受け継ぐよう期待している』

うーむ。

さすが志らく師匠。

それでいいと思う……。

その後、来賓ご挨拶。

どう見ても談志師匠の追悼にしか聞こえない、山本晋也監督のお言葉に始まり、こしらさんをこの世界にたたき込んだ奥山コーシンさん、志ら乃さんがお世話になっているテレビ局の方、とご挨拶が続きます。

もうすでに、写真を撮る気をなくしているワタクシです。飽きたのではなく、正直写真を撮ってる場合ではないという感じ。

あと撮った写真と言えば

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仲睦まじい二人のキャンドルサービスから

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次の真打昇進を賭けた弟弟子達へのブーケトス。

なんでやねん。

さらに立川流代表の土橋亭里う馬師匠が壇上に立たれたり、せんだみつおさんのショータイムがあったり、オフィス北野所属のマキタスポーツさんのパロディソング?コーナーがあったり。

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せんだみつおさんの勇姿!

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そして、名前が書いてある板……なんていうんだっけ? の授与!

で、最後は立川流真打が舞台に勢揃い! ……んむむ! むしろ二つ目の人の方が顔がわかるのはどういうわけだ!

……落語を知らない落語会主催者の手腕が炸裂です。

 

というわけで、京都落語会のレビューと同じく、大事なところをさらっと流すステキレビューでございました。

 

最後にお楽しみの……引き出物!

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ずらりっ!

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まずは志らく師匠からの真打昇進にあたってのお言葉!

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重いです。とっても。

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扇子!

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扇子!!

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ご存じ、こしらセンスポンサー扇子……つ……つかえねぇ。

まあ……応援する方々の気持ちがわかりやすく詰まっておりますよ……ね。

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志ら乃さん扇子。

高級感あふれる煤竹を使い、白地に名前だけを小さく記したそのデザインからは、覚悟が伝わってくるような気がします。

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東海林さだお先生による、こしら手ぬぐい。

さすがですね。味があります。

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そして、志ら乃手ぬぐい。あえて大きめの画像で。

これ、実際のサイズではじめ見た時はわからなかったんですよね。

でも、このサイズならすぐわかっちゃいますねぇ。

 

 

え……まだわかりませんか?

 

 

 

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……!?

 

……加工中……加工中……

 

 

 

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志ら乃さんだ!

 

で、あとは『黒松白鹿 純米大吟醸 豪華千年壽』もついており、めでたさに華を添えます。

いやぁ、ステキな引き出物、たくさんありがとうございました!

 

というわけで、終了です。

とにかく、対照的なこのふたり。

立川流として、あえて同時昇進としたからには、片方だけが成功するだけじゃいけないような気がします。

単にうまい二人を昇進させたという以上に、これだけ対照的で、しかも片方は「落語? ワカンナイ!」が合い言葉なんですから、この両極端なお二人がそれぞれに大成してこそ立川流の奥の深さを見せられるというものではないでしょうか?

もちろん、それぞれにとって自分の芸なのですから、そんなことは関係ないのかもしれません。が、落語のことなどなにもわからないくせに、そんなごもっともな屁理屈をつけてでも、お二人共に成功してほしい。そう願うあまり、ついつい偉そうなことを言ってしまうわけです。

これからお二人とも、真打昇進披露公演が控えていらっしゃいます。共演も豪華ですから、逆にお二人の高座を知らない方も多く来られるのではないでしょうか? ここできっちり決めて、真打としてのまずは堅実な一歩を踏み出していただきたいと願います。

 

で……来年、またひとつ成長したお姿を、京都でご披露くださいね? こしらさん?

 

まずは、立川こしらさん、立川志ら乃さん、真打昇進、本当におめでとうございました!

 

 

立川こしら京都落語会事務局

ふりっぷ こと 永田俊太

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