カテゴリー: 京都落語会への道

  • 第四回 立川こしら京都落語会 レビュー

    2013年11月2日、第四回立川こしら京都落語会、無事、盛況のうちに幕を閉じることができました。

    正直なところ、本番の一週間くらい前までは、もうひとつ予約数が伸び悩んでおり、頭を抱えていたのですが、やはり真打・立川こしら師匠の底力はすごかった。一気に予約数が伸び、開いてみれば、ほぼ満員御礼と言える状態に。

    しかも結構、マジメに落語好きという感じのお客様がじわりじわりと増えてきている感じです。

    第一回は、遠方からのお客様が大半で、落語家自身は東京だし、一体これはなんなんだという状態でしたが(もちろん、嬉しかったことには変わりありませんけれど)今回は京都、大阪、滋賀のお客様がついに半分以上に! これでこそ、京都落語会と言えるのではないでしょうか?

    とまあ、自画自賛したところで、レビューに移りましょう。

    今回の会場はここ「京都ダンス村イベントホール」

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    東山の古き良き街並みの中にいきなり現れる異質な空間。

    今までが京町家でいかにも落語会という雰囲気の中での開催でしたので、正直不安がありました。……しかし、これがなかなか評判がよろしかったです。イベントホールですから、照明もきちんとしているし、声の反響も丁度良い感じ。

    そんなダンス村にいざ突入。

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    準備にかかります。

    もともとこの京都落語会は、こしらさんがされているラジオ番組「こしらにフルな」ありきで始まったものなのですが、今回もこしらさんとワタシの会場入りと同時に、数名のリスナーさんと、こしらさんと一緒にパーソナリティをされている声優の古原奈々さんも会場に入ります。

    するとみなさん、当然のように会場設営に取りかかってくださいます。

    もちろん入場料はいただきます。

    でも、馬車馬のように働きます。

    特に古原さんはイベントの経験が豊富ですので、実にてきぱきと動いてくださいます。そのかわり、態度は上から目線です。

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    まあ、それでもラジオリスナー向けでやっている落語会ではありませんから、古原さんやリスナーさんが動き回っている雰囲気に違和感を感じる方もいらっしゃるかも知れません。でも、毎年毎年、東京をはじめとして各地からリスナーさんが来て下さるのは、ワタシがこの会を続けることができている原動力のひとつですから仕方がありません。

    そういう落語会です。

    で、開場!

    どんどんお客様がいらっしゃいます。ほとんどがご予約の方ですから、ワタシもご予約をいただいた時の喜びを思い出しつつ、対応させていただきました。しかも、今までにはなかった、当日参加の方も複数いらっしゃって下さいました。これは嬉しい誤算。

    席が足りるか!?

    そんな嬉しいドキドキを感じながら、受付をこなします。

    そしてついに……開演です!

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    ↑ ほぼ満席! 過去最高のご来場者をお迎えすることができました!

    まずは湯屋番。

    妄想に浸ってキモイ若旦那が、非常にこしらさんっぽい。

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    立川こしらがキモイから役にはまっているのか、稽古熱心のあまり実生活もキモくなってしまったのか? はてさて。

    ああでも、キモイっていうのはラジオ方面のこしらさんをご存じない方には伝わりにくいかも知れませんねw

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    そして中入り……それは、立川こしら物販の時間。

    頼むから一度楽屋に下がってくれというワタシの心の叫びをあざ笑うかのように、生き生きとCD片手に会場を飛び回るこしらさん。昨年に続いてお父さんと一緒にやって来た少年も、CDを買ってサインしてもらい、実に嬉しそう。……ま、いいか。

    で、後半戦です。

    お神酒徳利。

    エセ占い師の噺ですが……だんだん名探偵みたいになってきます。

    落語を知らない主催者ですが、それでも絶対本道から外れまくっていると分かるこしら節です。

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    そして終演。

    ……と思ったら、またそのまま物販が始まりました。

    ホント頼むから、最後くらいちゃんと締めさせてくれんかねw

    でもまあ、じゃんけんでのこしら扇子争奪戦もしてくださいましたし……やっぱり、まあいいか。

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    こうして、落語会は終了。

    某ありがたい支援者の方から送っていただいた、東京かわら版最新号をご希望の方にお持ち帰りいただきました。

    実はこの方から、もうひとつ素晴らしい贈りものが。

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    みなさんにお持ち帰りいただいたものではなく、ひと月前の東京かわら版です。

    だからなに?

    ……刮目せよ!

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    立川こしら京都落語会、東京かわら版に初見参!

    しかも落語会の予定などの紙面ではなく、広告面に登場です!

    意味が分かりません!

    でも、宣伝効果はともかく、立川こしらが京都でもやっちゃってるぜ! というのは広まったのではないかと思います。

    本当に有り難うございました!

     

    話は戻って、終了後。

    打ち上げにご参加いただく方には残っていただきましたが、みなさんにお片付けを手伝っていただきました……。ふてぶてしい顔をしながらも、実はとっても恐縮しきりでした。でも、少しでも早く打ち上げ会場に向かえる方が皆さんにとっても良いだろうと自分を無理矢理納得させ、好意を100%受け入れさせていただきました。

    そんなこんなで打ち上げへ!

    もうなにも言いますまい。

    例年盛り上がる、この打ち上げですが、今年はさらなる盛り上がり。

    (以下、写真は拡大いたしません。ご参加の方には後日、閲覧していただけるように手配いたします)

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    ↑ 語るこしら

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    ↑ 華やかグループ

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    ↑ ちょいムサグループ

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    ↑ 若村おにいちゃんとナナプー

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    おなじみの方はもちろんですが、今年初参加の方も存分にお楽しみいただけたことと思います。

    残念ながら今回打ち上げに参加できなかったみなさまも、ぜひ次回はご参加いただきたいものです。なんというか、参加しないともったいない!

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    相変わらずの素人運営ですから、こしらさんの落語それ自体以外は至らぬことばかり。なのに毎回多くの方が来て下さいます。

    でも、こんな落語会だからこその一体感もあると思いますし、なんといっても、高座に上がるのはこしらさんですから、どんな豪華な落語会にも、内容では引けをとるはずがありません。

    来年開催できれば、ついに第五回。

    主催者が、お囃子って美味しいの? という状態から始まった、ある意味奇跡の落語会。

    こうなりゃとことん他力本願でかまわない。

    いろんな方のお力をお借りして、なんとか来年もみなさまのお顔を見ることができますように。

     

    最後に……。

    こしらさん、古原さん、運営を手伝って下さったみなさま、お越しいただけなくても応援して下さったみなさま、ステキなCMを作って下さった回線速度遅いさん、Pascoさん、素晴らしい会場を提供して下さった京都ダンス村今西先生、昨年に続き、楽しい打ち上げの場を提供して下さったかづさ屋マスターはじめ、スタッフのみなさま、そしてなにより、足を運んで下さったたくさんのお客様の全てに、心より感謝いたします。

    本当に有り難うございました!

    また来年。

    きっと、お会いしましょう。

     

    立川こしら京都落語会事務局

    永田 俊太

  • こしフルリスナーながうさん謹製、立川こしら京都落語会アプリ

    立川こしらと古原奈々のこしらにフルな!? の熱心なリスナーである、ながうさんによる、Androidアプリが完成です!

    なんと第四回京都落語会専用アプリです!

    立川こしら京都落語会2013アプリ!

    実際の所、ワタクシiPhoneなので、利用はもちろん、チェックすらできないのですが、たぶんスゴイ代物です? 本当に私自身動作確認ができないので、主催者として責任持って言って良いものやら、迷うところですが、(うまくいけば)会場の地図や、会の詳細が確認できるようです!

    しかし、こしフル大御所にして、熱心なこしら信者であるながうさんの作ですから、信頼できるはずです。

    もし問題があったら、それはながうさんの責任です。

    ワタシは悪くありません。

    冗談はさておき、会自体は、本当にマジメに落語会でございますが、この「こしフル」あってこそ生まれた京都落語会です。主催者の身勝手ではございますが、リスナーさんのこういうご協力はとっても嬉しいのです。

    今現在、まだ受付中ではありますが、ご予約も順調にいただいており、例年に負けず劣らず素晴らしい会になる予感でいっぱいですが、そこに輪をかけてワタシのテンションを上げていただいた、こちらのアプリ。

    どうぞみなさま、ご利用下さいませ!

  • 第四回 立川こしら京都落語会まで、あと2週間

    表題の通り、だんだんと近づいて参りました。

    元々、こしらにフルなという番組があったからこそ始まったこの落語会ですが、今回も数名遠方からリスナーさんも来て下さるということで、万全の体制を整えるべく準備に勤しんでおります。

    そんな中、朗報が。

    このこしらにフルなで、こしらさんと共にパーソナリティを務める声優兼実業家の古原奈々さんが、翌日の同志社大学裏EVEというイベントに、こしらさんと共にご出演決定!

    これは京都落語会にも来て下さるはず。

    まだわかりませんけれども。

    よく考えると、これはあくまでもこしらさんの落語会で、古原さんがお越しになったとしても、あくまでもお客様ですから、こんなところで書くのはおかしな話なのです。が、会の由来から考えますと、これは告知すべき大ニュースなのです。そういう落語会なのです。

    もちろん、落語会本編は完全にこしらさんの落語会ですから、単にこしらさんの落語を見に来て下さるお客様はご安心下さい。決して内輪乗りの落語会ではございません。が……この落語会には打ち上げがあります!

    毎年恒例で打ち上げをさせていただいておりますが、普通の落語会のそれとは違い、落語家としてのこしらさんのファンもいらっしゃれば、ラジオパーソナリティのこしらさんファンの方もいらっしゃるという、落語初心者の方にも優しい打ち上げです。

    打ち上げとは言っておりますが、要はこしらファンの集いです。

    で、ラジオ方面では、こしらさんと言えば古原奈々と言うくらい、深く絡んでいらっしゃる方ですので、古原さんが来て下さると、打ち上げもより一層盛り上がるんですよね~って……お越しいただけるとは限らないのに、私は何を書いているんでしょうね……w

    まあ、嬉しすぎるニュースに、先走ったと言うことでご容赦下さいませ。

    残り2週間、みなさまにより快適に楽しんでいただけるよう、張り切って準備して参ります!

  • 第四回立川こしら京都落語会 会場のご案内

    さて、いよいよあと三週間に近づいて参りました、第四回立川こしら京都落語会。

    毎回遠方からのお客様も多いことですので、恒例の会場詳細案内を掲載させていただきます。

    とは言え、今回は京都市内の中心地にある駅、京阪電鉄三条駅・市営地下鉄東西線三条京阪駅から徒歩数分ですので、道順は簡単です。とにかく駅が地下ですので、地上に上がる出口さえ間違わなければ、すぐに到着です! 土地勘のない方は、この記事記載の出口から向かわれることをオススメします。

    会場 : 京都ダンス村 イベント会場

    住所:京都市左京区新丸太町孫橋入る新丸太町67番地12

    ホームページはこちら

    ※ 上記リンクはイベント会場の案内ページへの直リンクですが、京都ダンス村は近所に本体のダンススタジオもお持ちなので、くれぐれもそちらと間違わないようにお願いします。

     

    とりあえず、能書きは良いからGoogle mapで教えろという方は、こちらのリンクからどうぞ。

    そして、もうひとつ前置きです。

    チラシに掲載していた地図が、激しく間違っておりました!!

    申し訳ございません!

    ↓ クリックで大きくなります

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    上の地図の上の方、御池通(おいけどおり)が、チラシ上では川端通からさらに東に突き抜けておりましたが、普通に川端通との交差点が終点です……。よく知っている場所なのに、面目ございません。まあ、電車で来られる方なら、ほとんど影響はないかと思いますが。

    と言うわけで気を取り直して、詳細な道案内です!

    まず京都市内お住まいの方は、京阪電車の三条駅、地下鉄東西線の三条京阪駅でおわかりと思いますのでよいとして、遠方からのお客様向けに各路線からこの駅に来るルートをご説明します。

    阪急電車の方

    烏丸駅(徒歩1分)地下鉄烏丸線 四条駅 国際会館行き(1駅) 烏丸御池駅 (連絡)地下鉄東西線 六地蔵・浜大津方面行き乗車(2駅)三条京阪駅

    JRの方

    京都駅(徒歩数分)地下鉄烏丸線 京都駅(3駅)烏丸御池駅(連絡)地下鉄東西線 六地蔵・浜大津方面行き乗車(2駅)三条京阪駅

    京阪電車……の方は大丈夫ですね

    うーむ。

    かえってわかりにくい。よし、路線図!

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    で、地下鉄の三条京阪駅で下車した場合、すぐに地上に上がらずに、京阪線への連絡通路を歩きます。

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    京阪電車 三条駅に到着

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    京阪電車で来られた方はここからスタート!

    案内板をさがし……

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    11番出口の表示をさがし

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    そちらの方向へGO!

    写真右側奥に、変な石のオブジェが見えます

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    こんなんです

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    この石の左手、奥に通じる薄暗い通路を進みます

    左手に公衆電話とロッカーが見えますね

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    そして通路の途中、階段が現れます

     

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    その階段の横には……11号階段! ここです!

    喜び勇んで階段を駆け上がってください

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    もうすぐです!

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    どどーん! ここにでます!

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    階段を上がってきたままの方向で左を向くと、大通りとその向こうには鴨川が(川面は見えません。見えているビルは川の向こう側なんですね~)

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    右手には酒屋さん。

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    再び前を向き、階段を上ってきたそのままの方向にちょっとだけ歩きます。本当にちょっとです。

    酒屋さんと、その向こうの自転車屋さんの間の通りに入ります。

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    せっかく京都に来たのに、まったく京風情漂わない通りに突入です。

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    ものの100メートルも進まないうちに、左手にコインパーキングとホテルサンセットインが見えてきます。

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    このパーキングとホテルの間の細い通りに左折で入ります。

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    すると程なく、京都ダンス村の看板が見えてきます!

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    到着です! おつかれさまでした!

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    もうこれで、迷ったからキャンセルで、という言い訳はできません。

    丁寧すぎて、かえって人をバカにしていると評判の、詳細道案内、以上でございます!

     

    なお、打ち上げ会場は、地下鉄東西線・烏丸線の烏丸御池駅近辺となっておりますので、各路線でお帰りの方に大変便利となっております。ぜひ打ち上げまでお越し下さいね!

  • 第四回 立川こしら京都落語会チラシ配布

    第四回 立川こしら京都落語会チラシ配布

    さて、今年も無駄にチカラの入ったチラシが完成しております。

    下記画像はJpegですので、文字などがきれいに見えません。

    表面のこしらさん、和風レトロな感じを目指したら、幽霊のようになってしまいました。

    よろしかったら、下記にPDFへのリンクを貼っておりますので、どうぞお持ち帰りください。

    もし、どこかで配ってくださるという、奇特な方がいらっしゃったら、郵送にて現物の送付もさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

    2013京都落語会チラシ表サンプル

    ↑ 表面 PDFはこちらのリンクから

    2013京都落語会チラシ裏サンプル

    ↑ 裏面 PDFはこちらのリンクから

     

    立川こしら京都落語会ご予約はこちらのページから!

  • 第三回 立川こしら京都落語会 レビュー(にあんまりなってない)

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    昨日、11月3日。

    真打昇進記念と銘打たれた「第三回 立川こしら 京都落語会」を開催させていただきました。

    ご来場の皆さまはもとより、準備段階から励まし、応援をいただいた多くの皆さま、東京の地より的確に段取りを整えて下さった第プロ工藤さん、そしてもちろん、昨年にも増しての熱演をご披露いただいたこしらさん……皆々様のおかげをもちまして、無事、大盛況に終わることが出来ました。

    あらためて、全ての皆さまに心よりの御礼を申し上げます。

    思えば昨年、真打昇進『内定』記念として第二回京都落語会を開催させていただいてから、早一年。

    より一層、落語家っぽくなったこしらさんの、まさに真打昇進披露を目前に控えたこの時期に昇進記念と銘打った落語会を開催させていただけた幸せをあらためて今かみしめております。

    今回はいつもよりも早めに開催が決定し、ワタシも張り切って会場探しに向かいました……が、なんと昨年までの会場であるbe京都さんに先約が入っていることが判明。慌てて次を探しますが、なんせ観光シーズンまっただ中の京都で、祭日で土曜。ことごとく候補が消えてゆく中で思い出したのが、今回の会場「京都リサーチパーク 町家スタジオ」さんでした。

    元々第一回を開催する時に、be京都さんよりも先にここを見つけ、交渉したものの、先約があり断念した場所でした。ここがダメなら根本的に考え直さないといけないという危機感を持ちつつの問い合わせをいたしましたが、幸運にもお返事はOK!!

    ホッと胸をなで下ろしたのでありました。

    しかし、幸か不幸か、この会場。

    be京都さんに比べると少々広い。

    昨年までなら30名はいればぎゅうぎゅうかな、という感じだったのが、少々キャパが広くなってしまいました。

    とは言え、始動間もないワタシは楽観的なものです。

    「なんたって、真打昇進披露直前の男だぜ!きっとすぐに満席さ!」(いや、本当はそこまで楽観はしていませんでしたけどねw)

    と思い、張り切ってチラシ作成を開始したのでした。

    気分だけはいっちょまえの落語会主催者である、実はド素人のワタシは「やっぱ、今回はフルカラーだよな!」と意気込んでチラシを完成させ、宣伝を開始しました。

    すると早速、おなじみのあの方! すべての女性の味方的なステキ女子(?)Kさまからのご予約が! 最高の滑り出しでした! ……と思ったのもつかの間、毎日ご予約メールを確認してはため息をつく。そんな日々が始まったのでした。

    ここで、ちと話題がそれますが、チラシに関してです。

    まあ、素人ながら気合いとこしら愛をこめて作成した甲斐があり、なかなかステキな人の縁を演出してくれました。

    東京で最近こしらさんとよく共演される遠峰あこさんとお互いのチラシのやりとりをさせていただけたのも、素人のワタシとしては嬉しい出来事でしたし、名古屋でこしらさんの会をはじめ、数々の落語会を主催されている、はじめ亭しげたさんの会でもチラシをまいていただけたり、こしらの集いでもチラシをまいていただいたりもいたしました。地域的に京都から遠く離れた地のことですので、直接的な集客にどれだけ繋がったかは神のみぞ知るところではありますが、このような出来事のひとつひとつが、細々と続く京都落語会を色んな人に認知していただいているんだと実感させてくれる素晴らしい機会でした。

    特に、コアなこしらファンが集まるこしらの集いでの配布は、ワクワクしておりました。

    たかがチラシなんですけど、やっぱり素人主催者はこういうところにこだわってしまうのですねw

    で、話が戻りますが、集客難です。

    宣伝開始後、普段よく使わせていただいている焼き鳥酒場「かづさ屋」さんで、勇んで懇親会会場もご予約させていただいたものの、徐々に落ちるワタシのテンション……。仕事帰りのかづさ屋で、焼酎で満たされた杯を傾けつつ「こしらは……おもしろいんだ!」とくだを巻き、店長にはご迷惑をお掛けいたしました。はい。

    もっとも、その後のご予約がゼロというわけではなく、いつものピート君とか、お仕事関係のFさん、Eさんなどのご予約もいただきつつではございましたが、やはり一般の方のご予約が集まり始めないと落ち着きません。でも、そんな流れを変えてくれたのは……やはり心強いラジオ組でした!

    ほぼスタッフなあきさん、遙か遠い地から毎回来て下さるランプラさんご一行! そして埼玉は朝霞のすまいるエフエムで番組をされている姉妹コスプレシンガー(呼び方が不適切か!?)の仁王さんとそのご両親! 元々すまいるエフエムの「立川こしらと古原奈々のこしらにフルな」という番組からのご縁で始まった京都落語会ですから、やはりこれには勇気百倍でした! 特に仁王さんご一家は、次の日長浜でイベントがあるからそのついで……といえなくはありませんが、実際長浜と京都、そんなご近所ではありません。ましてやイベント前日にもかかわらず、懇親会まで家族総出でご参加いただけるとのこと。

    もちろん、すまいるエフエムでの番組間の交流が生まれてきたというタイミングもあってではございましょうが、こしらさんが番組の中でネタ混じりにおっしゃっていたように「東京でいくらでも落語会をやってるのに、初めてこしら落語を見る場所として京都を選んで下さった」のです! 本当に嬉しかったです。

    そんな感じで再びテンションが上がると共に、ご予約が増えて参りました。

    初めての方からのご予約も続々といただき、やはり嬉しいリピーターさんのご予約も入って参ります! いつも宣伝ツイートを律儀にRTしてくださる、生粋の落語好き、がんまさんもそのおひとり。やはりこういう落語そのものを愛する方にご贔屓いただけるのは嬉しいもの。第一回の頃より、ラジオ発信で始まり、主催者も落語初心者だけど、きちんと「落語会」として成り立たせたいと、こしらさんとも話しておりましたので、なおさらです。

    ほかにも、関東でこしらさんの落語会を主催されたことがあるNさんも体調不良をおして来て下さることになったり、先日大阪でこしらさん、志ら乃さんのイベントをされたKさんご一行さまからもご予約をいただいたりと、落語会として少しは認めていただけているような、そうでもないような、面はゆい心持ちな直前期でしたw(無論、こしらさんの魅力ありきなのはわかってますw ちょっとくらい勘違いさせて下さい)

    さらに直前になると、駆け込みのご予約が怒濤のごとく!

    ひそかに京都行きを決めた声優の古原奈々さんを筆頭に、前回はご都合で涙を呑んだものの、第一回では生まれたての京都落語会を落語マニア的視線で鋭く(打ち上げで酔っ払いつつ)分析し、大いに盛り上げて下さったMさまのご予約や、こしフル新参リスナーさんといいつつとってもラジオの達人なIさんや、古原さんご出陣の報を受け、参戦を決断されたEさま、翌日の同志社大学裏EVEのドン、多田先生とツブヤ大学望月さんなど、どんどん濃いメンバーが集まること集まること!

    懇親会の会場も今度は定員いっぱいになってきて、鼻高々でやっぱり焼酎の杯を傾けてくだを巻くワタシでございました。

     

    ……そして、当日。

    やっぱりギリギリな立川こしら。(と、ワタシ)

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    あきさんと三人、タクシーで会場へ。

    そして、立川こしら、会場入りです!

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    なのですが、会場入りから30分足らずでセッティングをしなくてはいけませんので、ここからは戦場です。

    会場にぎっしり敷き詰められた座布団!

    昨年は一本だった照明も今年は四本へ!

    受付用の卓の上には、商売っ気満々に広げられた、月刊こしらバックナンバー一年分と高速落語vol.1~3!

    そしてついに待ちに待った開場の時! 一番太鼓の音が会場を満たします。

    もうここからは、まさに休む間もなくお客様が詰めかけます!

    初めてお会いする顔、おなじみの顔、やはり受付をしていて実際にお客様のお顔を拝見できるこの瞬間がステキです。

    もちろん、会の主催者としては、ご来場だけではなく、肝心の会の盛り上がりを見てから喜ぶものなのでしょうけれど、なんと言っても高座はこしらさん。

    その辺は全く心配していなかったのですよ。あしからず。

    で、ここからが落語会本編なのですが……今までとは違い、受付が会場から独立していたり、ごちゃごちゃ雑用があったりで、ほとんど見ることが出来ませんでした。

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    ↑ まだ後ろにもお客さんいらっしゃいます!

     

    でも、会場からどんどん響いてくる笑い声が、見るまでもなくわたしに成功を確信させてくれましたし、たまに覗いた時に感じた熱気も同じでした。

    あきさんはひたすらこしらさんの写真を撮り続けてくれていました。ホントに会場いっぱいの人で、一番後ろ、楽な態勢をとるスペースもないところで、一時間半、ひたすらシャッターを押し続ける彼女の姿は神々しさすら感じさせてくれました。うん。ちょっとほめすぎかもしれませんw でも、ほんとうにありがとう。

    そんなわけで、ろくに高座を見ることができなかったワタシのグダグダ文章の代わりに、あきさん渾身のこしら写真をお楽しみ下さい!

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    本当にあっという間の一時間半でした。

    中入りを挟まずこしらさんは一気に突っ走って下さいましたし、お客様も一体になってこしらさんの落語世界に入って下さっていたように感じました。

    そして、和気あいあいだと評判の懇親会も20名もの皆さんにご参加いただきました!

    お店はワタシのくだ巻きスポット、東洞院六角かどの2F、かづさ屋さんです!

    焼き鳥メインのステキなお店。味も量も文句なしの人気店です!

    ※ 懇親会の写真は、皆さまの承諾をいただいておりませんので、拡大しません

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    立川こしら京都落語会ご一行、いざかづさ屋へ!

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    スキンヘッドだけどとってもフレンドリーな大将と自慢の美人スタッフとの一枚!

    落語会は当然ながら、こしらさんが主役です。そしてこの懇親会も当然変わらず……のはずなのですが、やはりイヤでも目立ってしまうのが芸能人のオーラなのでしょうか!?

    古原さんも仁王さんも大人気!

    仁王さんのファーストアルバム「仁王和歌集」もなぜかこの場で売れている!

    古原さんも、仁王さんも、参加者の皆さまからのサインのご要望などに丁寧にお応えいただきました!

    やっぱり華があると、良いですねw

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    同志社の多田先生にも、知らないもの同士が集まっているはずのこの場の一体感をお褒めいただきました! これは主催者としては嬉しい!

    そんなこんなで、遠方の方も毎年のことながらギリギリまで粘って下さいますが……それでも時間はあっという間に過ぎてしまいます。

    名残を惜しみつつも、これにて閉会!

    こうして、第三回の京都落語会は幕を閉じたのでした。

     

    どうも、落語会のレビューと言うよりも、準備の苦労話と宴会が楽しかったぞ報告ばかりになった気がしないでもありません。

    もちろん、落語会本編をあまり見ることが出来なかったと言うこともあるのですが、ワタシにとっては、来て下さったお一人お一人のお客様が本当に宝物。だから、それぞれの方がご予約を下さった瞬間の喜びを、終わったあとの満足そうな皆さまの様子を出来るだけ詳しく、ここに記録として残しておきたいと思い、その気持ちのままに書いていたら、こんなレビューになっちゃった。

    仕方ない。うん。仕方ない。

    それに、落語会本編の感動は、やっぱ、見ていただかなくてはわからないと思うから、これでいいと思う。(言い訳)

     

    次の日の朝、こしらさんと会って

    「会場広くして、正解になっちゃいましたね」

    そう言って、二人してニヤリと顔を見合わせました。

     

    もう、書ききれないくらい多くの方の応援、ご協力で成り立った今回の京都落語会。

    大成功の大盛会。

    もう一度あらためて。

     

    ありがとうございました!!

     

    ……あ、こしフルリスナー組は、感想を投稿するように。

    業務連絡でしたw

     

    それでは、また。

    来年お会いいたしましょう。

     

    立川こしら京都落語会 事務局

    永田俊太

  • 立川こしら 京都落語会 ついに一週間前!

    いやぁ……あっという間です。

    私がこしらさんの落語会を主催させていただくようになって三年目、そして三回目。

    慣れたつもりでも、やはりダメですね。

     

    とにかくお客様が来て下さって、それを迎えるこしらさんがいれば、あとは何とかなる! のはわかっておりますが、やはり色々気にしてしまいます。

    今日、本当は毛せんやライトのレンタル予約に行くつもりでしたが、高熱のため延期。さっさと治していかなくては!

     

    でも、私はとにかくお客様集めをもう一踏ん張りがんばらないといけません。

    せっかくの、立川こしらの芸を関西で間近に見ていただけるチャンス。見ていただきさえすれば、面白いのはわかっていただけると思うので、とにかく告知を頑張って、会の存在を知っていただくことに集中です。

    さあ!

    まだ予約していない方はこちらからお願いいたします!

    2012koshira_chirashi01

  • 町家スタジオへの道!

    さて、2012年の立川こしら京都落語会は、昨年までの会場「be京都」さんからかわって、ここ「京都リサーチパーク 町家スタジオ」にて開催されることとなりました。知っての通り、京都市内中心部は碁盤の目。京都在住の方なら縦の通りと横の通りをお伝えすればだいたいわかるものですが、遠方からお越しの方も多くいらっしゃるのが、この立川こしら京都落語会。

    そんな方にもおわかりいただけるように、最寄り駅「地下鉄 今出川駅」からの徒歩ルートを写真入りでご説明いたします。

    なお、スマホなどでGoogle mapをお使いの方は、こちらの地図をお使いいただくと、ほぼ最短ルートでお越しいただけますが、大通り以外を通るルートですので、土地勘のない方は大通りを通るこのルートでお越しいただくとよろしいかと思います。徒歩15~20分ほどと、少々距離はありますが、歩けない距離ではありません。

    なお、この記事は、今出川駅からの道のりをまとめただけですので、全体的な交通案内、会場案内はこちらのページをご覧下さい。

     

    では、スタートです。

    青い丸印に囲まれた番号が、記事の中にある青色の番号に対応しています。

    map_root

    地下鉄今出川駅

    JR京都駅と交差する地下鉄烏丸線(からすません)京都駅から北へ10分少々で到着します。

    CIMG2651

    文字が縦になっていますが、間違いではありません。上が北、下が南、京都駅方面です。この写真の一番下、6番出口より地上に出ていただきますので、京都駅の方からなら、プラットホームの後ろの方で乗車していただくとよいでしょう。

     

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    ↑ 南側の改札から出た光景です。中央やや右で奥に延びている通路が、目指す6番出口です!

     

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    ↑ 6番出口から地上に出たところです。正面に見える煉瓦色の建物は同志社大学、右端の木がうっそうと茂っている場所が京都御所です。ここは左に見える横断歩道の方へ歩きましょう。(横断歩道は渡りません!)

    この横断歩道がある交差点が「烏丸今出川」です。要するに烏丸通と今出川通が交わる交差点ということです。

    CIMG2657

    この交差点ではどちらにも横断せず、左へ曲がりましょう。

    CIMG2658CIMG2659

    角には松屋とファミリーマートがあります。これを左手に見ながら左折です。

    左折して入った大通りが、今出川通りです。

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    間違っていなければ、左折してすぐに「千成」の看板が見えるでしょう。ひたすらこの通りを歩きます。10分くらいでしょうか。

    すると、またもや大通りとクロスします。ここが「堀川今出川」の交差点です。今まで歩いてきた今出川通と交差しているのが「堀川通」ですね。

    CIMG2662CIMG2665

    左手道路を渡った向こうに「丹波屋」が見えるのが目印です。

    その丹波屋に向かって横断歩道を渡ってしまいましょう。渡られたら、左へ曲がります。堀川通りを南へ向かうということです。ここかも10分ほどでしょうか。

    ちなみに途中、右手に安倍晴明で有名な清明神社があります。(意外と小さい神社ですので見逃すかも?)

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    そしてひたすら歩きますと、ファミリーマートと京都中央信用金庫がある交差点に出ます。ここが堀川中立売(なかたちうり)です。後述しますが、京都駅からバスでお越しの場合は、この交差点付近の停留所「堀川中立売」で下車することになりますので、どちらにしてもこの場所は重要です。で、この交差点で信号を渡らずに右折します。

     

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    曲がるとすぐに「聚楽会館」の看板が見え、コレを過ぎるとすぐ、交差点からほんの10~20mくらいで細い通りが右手に伸びていますので、ここに入ります。ホントに細い通りです。間違えて通り過ぎてしまうと、セレマが出現します。セレマに出会ってしまったら、引き返しましょう。

    CIMG2710CIMG2711

    CIMG2703

    すぐに左手に中島米穀店が見えてきますが、おもむろに通り過ぎると……そこには!

    CIMG2702

    目的地! 町家スタジオが!!

    なお、正直言って、目立ちません。のれんが目印です。

    CIMG2683

    ふぅ……。

    ようやく到着いたしました。

    正直、悪天候なら歩きたくない距離かもしれません。

    バスやタクシーをご利用になる場合は、こちらの会場案内のページをご覧下さい。

     

    それでは気をつけてお越し下さいね!

  • 回線速度遅いさんによる、京都落語会CM完成しました!

    毎年のようにこのサイトを彩ってくださる、回線速度遅いさんの京都落語会CM。

    まだかまだかの催促の末(!)ようやくいただくことが出来ました!

    トップページに掲載させていただいておりますが、こちらでもご案内を。

     

    毎年のように技術はもちろん、センスも向上されているのが頼もしいところ。

    かつては著作権キラーと呼ばれた傍若無人さでしたが、各所から文句がつかないであろう見事な素材のチョイスもさすがです。

     

    いやぁ、でもやっぱり嬉しいですね。

    毎年のことながら、当日まではどうしても孤軍奮闘な気分になってしまいますので、こういうことからも「仲間がいるなぁ」という実感がわくのが本当に有り難いです!

    とにかくあと3週間を切りました!

    なんとしても盛会になるように、頑張ってゆこうと思います。

    ありがとう! 回線さん!

  • 京都落語会チラシPDF配布 はじめました

    なんと申しますか。

    チラシを作っただけなんですけど……。

    素人主催者としては、これもひとつのニュースなのです!

     

    表面にはドカンと立川こしらが陣取っております。これは前回撮影した写真を使用。ピントがイマイチぼけているのをレトロ風に加工してごまかしているというのはナイショです。

    2012koshira_chirashi01

    で、表面がこしら顔面に占拠されてしまいましたので、裏面は情報がびっしりです。

    この辺素人臭さがにじみ出ております。

     

    2012koshira_chirashi02

    とまあ、こんな感じですが、確かにご来場に必要な情報は一応網羅されておりますので、前もってご覧いただくとよろしいかと存じます。

    で、上の画像はJPEGで画質が悪いですので、このリンク先のページでPDFを配布しております。とりあえず文字はつぶれずに読める程度の画質になっておりますので、よろしかったらご活用下さい。

    なお、調子に乗りすぎた結果、まだチラシ本体が余っております。

    配布先にお心当たりのある方は、どうか! どうか! ワタクシまでご一報下さいませ。(メールフォームはこちら