というわけで、新型iPhone3GSの使い心地をレビューしてみます。
わたしもそうだったのですが、完全にiPhone初心者の方向けに書きますのでそのおつもりで。
まず今回は全体の印象を……
ちょっと無敵かも知れません……。
単に多機能というのではなく、すべてが実用に耐えうるレベルを超え、「快適」というレベルに達しています。
先代iPhoneは色々と不満点が取りざたされていましたが、見事なまでにそういうところをつぶしてきた感があります。(これについてはまた別記事でレビューします)
どんな人にお薦め?
- PC(ネット)を普段から活用している方
Google、Yahoo、Mixi、Youtube、ニコ動、Myspace、etc…… とにかくネット上で中核的につかわれているコンテンツが閲覧できるのはもちろん、アドオンのアプリなどを利用して非常に快適に利用できます。
ID、Passなどもいちいち入力する必要がないので、マジ快適です。
また、メールも携帯メール以外にもPC用のメールアカウントを設定してデフォルトに出来ます。
わたしなどは普段からYahooメール、Gooleメール を活用しているのですが、ほぼワンタッチでこれらのメールチェックが出来てしまうので、もう手放せません。
そしてiPodと同じく、iTuneを利用して、音楽はもちろん写真、ビデオ、Podcast、アプリを同期できます。
- メインの携帯電話を別に持っている方
携帯電話としては、特に使いにくいわけではないのですが、電話帳のカテゴリわけが無かったり、通話中にタッチパネルに顔が触れて切れてしまったりと、それほど使いやすいとは思いません。
はっきり言って、これは電話ではなく携帯PCです。
全体の印象
- ネット回線速度
3GSは通常携帯用の電波(3G)でネット接続し、Wi-Fi(無線LAN)を検知すると自動で拾ってくれるという優れものですが、Wi-Fiはフリーで回線を開放している場所でないとなかなか繋がらないので、通常は3G接続となります。
そこが、通常のWebページを見る上でスピード的に心配だったところなのですが、結果からいうと、全く問題ありません!
ADSLよりも少し遅い、というくらいの体感でしょうか?
そして、なんと言っても携帯用ですので、たいがいのところでスムーズに繋がります。
これが大きい。
わたしはこの前にイーモバイルの端末を使っていたのですが、うまく繋がっている間のスピードはそれなりだったものの、電波が届かないところが多すぎる上に、しょっちゅう切断されたりしていたので、これはもう雲泥の差といって差し支えないでしょう。
- ブラウジング
Mac用ブラウザとして有名なSafariが採用されています。
これも文句なし。
スピード的に問題がないということは上述いたしましたが、それに加えて操作性が最高すぎる。
携帯用でない、通常のWebページを閲覧するため、当然文字が小さすぎたりするのですが、そこからの調整がとっても簡単、かつスムーズです。
あるサイトを表示したところです。
このままでは読めませんw
そこで、本体を横に向けてみました。
すると、自動的にブラウザ自体が横向きに表示されます。
この画像ではわかりにくいかも知れませんが、これだけでも結構読めるようになっています。
さらに、画面の読みたいところをダブルタップすると、さらに拡大されますが、これが賢い!!
この画像のようなサイドバー付きのブログ、もしくはブログっぽいサイトはちまたにあふれておりますが、例えば下の画像の真ん中の部分をダブルタップしてやると、自動的に中心部分のコンテンツの幅に合わせて拡大されます。
Divタグに合わせているのかTableタグに合わせているのかは未検証ですが、なかなかの精度で読みやすいレベルに拡大してくれます。
また、そうはいってもさらに自由に拡大縮小したい場面も多々あります。
そんなときは二本の指でクイッ!
自由自在に拡大縮小できます!
しかも、当然のようにスム~ズ。
このように、とても使いやすいブラウザなのですが、これに冒頭で述べたようなYahoo、Googleをはじめとした有名コンテンツのアプリがあり、よく使うコンテンツのメニューがiPhoneでちょうど使いやすいレイアウトで表示されるので、もう無敵です。
Yahoo! TOPページ(通常のPC用トップページももちろん閲覧できます)
また、ブックマークも通常のものの他に、よく使うページをそのままボタン化してTOPページのメニューに置いておくことも出来ます。
次回に続く。