泡坂妻夫(あわさか つまお)

略歴

泡坂妻夫. (2008, 12月 15). Wikipedia, . Retrieved 10:48, 1月 2, 2009

泡坂 妻夫(あわさか つまお、1933年5月9日 – )は日本の推理作家。東京都出身。東京都立九段高等学校卒。筆名の”泡”の旁は正しくは”己”ではなく”巳”。本名は厚川 昌男(あつかわ まさお)。筆名は本名のアナグラムである。

東京・神田で「松葉屋」の屋号を持つ紋章上絵師の家に生まれ、約5年の会社勤めを経て家業を継ぐかたわら、1975年に短篇「DL2号機事件」で作家デビューした。 その逆説の作風から「日本のチェスタトン」と呼ばれた。また、『しあわせの書』や『生者と死者』など、技巧を凝らした作品がある。

作中で活躍する探偵役としては、亜愛一郎、曾我佳城、ヨギガンジー等。

1975年 – 「DL2号機事件」で第1回幻影城新人賞に佳作入選。
1978年 – 『乱れからくり』で第31回日本推理作家協会賞を受賞。
1988年 – 『折鶴』で第16回泉鏡花文学賞を受賞。
1990年 – 『陰桔梗』で第103回直木賞を受賞。
奇術愛好家としても有名であり、1968年に第2回石田天海賞を受賞している。また、自身の名を冠した奇術の賞に厚川昌男賞がある。
家業の紋章上絵師としての経験・知識から、家紋についての本も著している。

以上引用終わり

関連リンク

泡坂妻夫 マニアック
双条光華さんが運営する泡坂先生のファンサイトです。2006年5月で更新は止まっているようですが(2009.1確認)著作リストや経歴に加え、「キーワードで読む泡坂妻夫」コーナーなどもあり、泡坂先生のことが丁寧に解説されています。
直木賞のすべて – 受賞作家の群像 – 泡坂妻夫
直木賞に関するさまざまな資料、情報を紹介されている[直木賞のすべて」さまのコンテンツとして設置されている、泡坂先生の特設コーナーです。受賞作「蔭桔梗」だけでなく、他の候補作についても詳細な選評など掲載されています。

読んだ作品リスト

亜愛一郎シリーズ

ノンシリーズ