10月 312009
 

著者 : 森博嗣
発行元 : 講談社
単行本発行 : 1999.5 講談社ノベルス
文庫版発行 : 2002.7 講談社文庫

犀川&萌絵のS&Mシリーズに続く、瀬在丸紅子・保呂草潤平・小鳥遊練無・香具山紫子の4人組が事件に挑むVシリーズ第1作。

とにかく見事などんでん返し。

その切れ味もさることながら、物語全体のかなり多くの記述の意味がひっくり返ってしまうスケールの大きさもあるトリックです。

新シリーズ開始というタイミングでこそ生きるこのどんでん返しを見逃すな!

こんな人にお薦め
  • どんでん返しを愛するあなた
  • S&Mシリーズをすでに読んだあなた
  • 世の中の道理に疑問を持っているあなた

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「黒猫の三角 Delta in the Darkness」 書評ページ

10月 312009
 

仕事中。

あんまり良い季候なので写真を撮ってみた。

とても京都一の繁華街のど真ん中とは思えない良い風情。

2009-10-29 001

川面に映る雲がいい感じ。

 Posted by at 10:49 AM  Tagged with:
10月 252009
 

さて、本日は2009年2月に逝去された、泡坂妻夫先生の代表作の一つであるこの作品です。

著者 : 泡坂妻夫
発行元 : 東京創元社
文庫版発行 : 1993.9

※ 初版は1977.12に幻影城ノベルスから刊行、その後双葉文庫、角川文庫からも刊行されている。

第31回日本推理作家協会賞受賞作。

奇術師としての顔を持つ泡坂先生らしい、さまざまな歴史あるからくりの世界と本格ミステリの融合。

今となってはそれほど難しいトリックではありませんが、面白いです。
また、亜愛一郎を生み出した泡坂先生だけあって、ノンシリーズキャラクターながら、宇内舞子は魅力たっぷりの女探偵です!

こんな人にお薦め
  • お茶運び人形など、昔ながらの「からくり」に浪漫を感じるあなた
  • 迷宮にも浪漫を感じるあなた
  • 強い女性に憧れるあなた

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「乱れからくり」 書評ページ

 Posted by at 1:22 PM
10月 242009
 

初めて読んだ乾くるみ先生の作品……なのですが……。

著者 : 乾くるみ
発行元 : PHP研究所
単行本発行 : 2008.9
新書版発行 : 2009.9 PHP NOVELS

メフィスト賞受賞作家である作者がおくる、オーソドックスな探偵事務所ものの連作短編集。

カラット探偵事務所所長の古谷とその高校時代の同級生である井上のコンビが、事務所に持ち込まれるさまざまな謎に挑む。

※注 : 書評本編はなかなか辛辣なものになってしまいました。悪気はなかったんですが……乾先生に対する批判が許せない人は読まない方が……。

収録作品
  • File 1 「卵消失事件」
  • File 2 「三本の矢」
  • File 3 「兎の暗号」
  • File 4 「別荘写真事件」
  • File 5 「怪文書事件」
  • Flie 6 「三つの時計」
こんな人にお薦め
  • ライトなミステリ短編集が読みたい気分のあなた
  • パズルっぽい謎解きが好きなあなた

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「カラット探偵事務所の事件簿 1」 書評ページ

10月 182009
 

すまいるエフエムで好評放送中の「立川こしらと古原奈々の"こしらにフルな!?"」第28回(10月9日)が放送されました。

前回放送のカオスさに、やはり色々叱咤激励メールが来たようです。

その中には、どう考えても真面目なダメだしのものもあったのに、さらに言い争う感じの雰囲気を醸し出すお二人に少々腹が立ち、一週間冷却期間をおいてこのレビューを書いております。

古原さんがおっしゃることは、一般的にはすごくまっとうなことなのですが、放送中でこしらさんがそのまっとうさに対してまっとうに返しては来ないということはおわかりだと思うので、そこをかわせる自信がないのなら、あんまり番組内で引っ張らないでほしいです。

こしらさんの芸風と古原さんの受け答えを見ると、どちらにせよいずれ衝突があるのはわかっていた感があります。
でも、そこから番組がさらに良くなるのか、悪くなるのか、ここが大切な転換点だと思います。

やっぱりわたしは番組が長く続いてほしいと願うので、このままずるずると雰囲気が悪くならないことを切に願います。

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10月 182009
 

すまいるエフエムで好評放送中の「立川こしらと古原奈々の"こしらにフルな!?"」第27回(10月2日)が放送されました。

うーむ。
前回はいい意味でカオスな放送でしたが、今回は微妙な意味でカオスでした。

なんというか、ほとんど口ゲンカの世界w

金マカリスナーには懐かしい、心臓に悪いドキドキ感が味わえる30分でしたが、新規リスナーさんや、ラジオ日本でのこしらさんしか知らない人はついてこれるのか少々心配でもあります。
とりあえず、このノリは「たまに」でお願いします。

それにしても、今回は

【ワッショイ!】ゼロケルビンさん祭!【ワッショイ!】

なんと今回はゼロケルビンさん&ふりっぷオンリーでしたw
2週録りの2週目だろうと推察されるので、投稿数の多いリスナーの分しか残してなかったんでしょうか?
やはり、どちらにしてもまだまだ投稿数が増えないといけないように感じます。

詳細なレビューはコチラ

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10月 182009
 

さて今回はSF作家にして音楽家、日舞の名取りと、まさに才媛、お嬢様という言葉がぴったりの菅浩江先生の珠玉の連作短編集です。

著者 : 菅浩江
発行元 : 早川書房
単行本発行 : 2000.7
文庫版発行 : 2004.3 ハヤカワ文庫JA

「ベストSF2000」国内編第一位
「第32回 星雲賞 国内長編部門」
「第54回 日本推理作家協会賞 長編並びに連作短編集部門」
などを受賞した連作短編集。

地球衛星軌道上にある人工の「博物館惑星」で膨大なデータベースと直接接続された学芸員、田代孝弘の元に舞い込むさまざまな芸術、自然にまつわる事件を描いた作品。

詳しくは下のリンクからご覧いただきたいのですが、SFとノスタルジックな雰囲気が非常にうまくまとまっています。
普段SFを読まない人にこそ、ぜひ読んでいただきたい作品です。

 

収録作品
  • Ⅰ 天上の調べ聞きうる者
  • Ⅱ この子はだあれ
  • Ⅲ 夏衣の雪
  • Ⅳ 享ける形の手
  • Ⅴ 抱擁
  • Ⅵ 永遠の森
  • Ⅶ 嘘つきな人魚
  • Ⅷ きらきら星
  • Ⅸ ラヴ・ソング
こんな人にお薦め
  • ふだんSFなんて読まないあなた
  • 芸術に関するリアルな描写が好きなあなた
  • ノクターンの調べのような優しい空気の物語が好きなあなた

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「永遠の森 博物館惑星」 書評ページ

10月 122009
 

森博嗣先生の代表シリーズ「S&Mシリーズ」最終作です。

著者 : 森博嗣
発行元 : 講談社
単行本発行 : 1998.10
文庫版発行 : 2001.11

犀川助教授と西之園萌絵のコンビが活躍するS&Mシリーズ第10弾にして完結編。

シリーズ第一作「すべてがFになる」で登場した真賀田四季が再登場して物語の中心となる。
そして世界観の繋がる瀬在丸紅子達が活躍するVシリーズへと続くターニングポイント的な作品。

ミステリとしても大がかりですが、真賀田四季が登場した「すべてがFになる」によって幕を開けたS&Mシリーズの終章としての意味合いが強い作品です。

THE PERFECT OUTSIDER

この副題が多くのことを物語っています。

こんな人にお薦め
  • どんでん返しは大きなほど素晴らしいと考えるあなた
  • ヴァーチャルリアリティというキーワードに反応するあなた
  • 天才に憧れちゃうあなた

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「有限と微小のパン THE PERFECT OUTSIDER」 書評ページ